活動レポート

2月15日(土) あけぼの大豆の味噌仕込み

早いもので、今年もあけぼの大豆の味噌仕込みの日がやってきました。昨年と同じく、旧豊岡小学校校舎内の施設での開催です。
私たちの畑では大豆が2kgしか収穫できなかったため、15kgのあけぼの大豆を地域の方から譲っていただき、なんとか味噌仕込みができるようになりました。

昨年の味噌仕込みでは、ちょっとした油断で塩の量を間違えてしまったため、朝礼でしっかりと確認しました。

今年は親子参加の会員さんも来てくださり、さっそく麹をほぐして塩と混ぜる作業からやっていただきました。

大豆はスタッフ坂本さんが朝早くから現地に行って茹で始め、10時過ぎには蒸らしも終わって早速作業開始です。まずは熱々の大豆を扇風機を使って冷まします。

冷まし終えた大豆に、麹と塩を混ぜたものを投入し、均一に混ぜていきます。みんなで共同作業です。

続いてお馴染みの電動ミンサー登場。大豆・麹・塩が混ざったものをどんどんミンチにしていきます。

ミンチになった味噌の元を丸めて味噌樽に投入。「おいしくな~れ!」の気持ちが大切です。

15kgの大豆から、約60kgのお味噌ができました。収穫祭の日までこのまま保管です。美味しいお味噌ができますように!皆さんも祈っててくださいね。

味噌仕込みの後は、昨年仕込んでまだ残っているお味噌の袋詰め。美味しいあけぼの大豆味噌は、まだたくさんあります。活動参加時に購入できますよ~

昼までに作業を終了し、お昼ご飯を食べに田中屋旅館さんへ。田中屋旅館さんの中にできたFree Space「報恩】で提供しているカフェの料理をいただきました。こちらでは田中屋旅館さん特製の美味しいお弁当を購入することができるんです。みんなで食べた美味しいお弁当を紹介しますね。
まずは『みのロコ』。ハンバーグがメインのおかずのボリュームがあって美味しいお弁当です。

続いて『みのベジ』。野菜がメインの丼です。お豆腐も入っていて、とっても美味しかったそうですよ。

最後に『報恩スナック』。ごはんが入っていない、おかずだけのお弁当になります。“モチコチキン”がとっても美味しいみたいですよ。

他にも、赤ワインで炊いたご飯を使った『和ineスパむ』など、美味しいものがいっぱいです。こちらにメニューが載っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

食事の後は“きずなハウス”に戻り、倉庫の整理整頓です。次回から始まる田んぼ活動に備え、みんなできれいにしました。この状態を維持していきたいと思います!

さて、次回の活動は、3月1日の水路の泥出しです。例年より少し早い開催になります。まだ春の訪れを感じるには早すぎるかもしれませんが、鈍った体を動かしに、ぜひ身延にお越しください。

それでは今年もみのぶのたんぼでお会いしましょう!

3月1日(土) 水路掃除、取水口整備

今年もこの日がやってきました。年間を通してもっともハードな作業、水路掃除です。

一昨年、昨年は雨の中の作業になりましたが、今年はご覧の通りの快晴。朝は冷えていたものの、日中は20℃近くまで気温が上昇しました。

朝礼を終え、早速川沿いの水路へ。泥がたっぷり溜まっています。

男子チームみんなで泥をかき出していきます。

女子チームはカマを片手に水路沿いの草刈りです。

今年新しく会員になってくれて、この日初参加の吉川さん。きつい作業ながらも、笑顔を見せてくれました。

今年は泥をかき出すだけではなく、土のう袋に入れて取水口に水を取り込むための堰を作りました。

作った土のうは、川の取水口にこんな風に並べ、水の流れを作ります。

午前中の作業終わりに、一旦記念撮影です。
さて、ここで問題。スタッフのぞのさんはどこにいるでしょうか?(11人写ってますよ~)

午前中で川沿いの水路掃除を終えて、お昼休憩です。今年最初のお弁当は田中屋旅館さんのお弁当。種類豊富なおかずでボリューム満点のお弁当で、午後も頑張れます。

午後は田んぼと畑の間にあるU字溝の泥出しを頑張りました。男子ちーっむがかき出した泥を女子チームが東屋まで運び、東屋の地面を整備してくれましたよ。(写真がなくてすいません)

すべての作業を終えると、とよぽんママからの差し入れの焼き芋でコーヒータイム。この焼き芋はつぼ焼きにしたものらしく、甘味が強くとーーっても美味しかったですよ。コーヒーにもぴったりです。

こちらは小学生時代に田んぼで遊びまくっていた“タツトモ”の二人。高校卒業の年から3年連続で参加してくれました。岩が小さく見えて成長を感じますが、20歳になってもこの岩には登りたいらしいですよ(笑)

この日の参加者はこちらの12人。かなりハードでしたが、すべての作業をコンプリートできました!

みなさん、お疲れさまでした。

次は3月22日の肥料まきになります。春の田んぼにぜひおこしください。

3月22日(土) 田んぼの肥料まき、水路補修

今月2回目の田んぼしごとは、前回お掃除をした水路の補修と、肥料まき&耕運です。

川から水を引くための水路は、長年が経過してかなりの痛みが出ています。横一線に大きなひび割れがあり、ここから水がジャージャーこぼれていくんです。今回はここにセメントを埋める補修を行いました。
セメントと砂を混ぜ、それをひび割れの中に詰めていきます。コテできれいにならしていくのは、気持ちよくて楽しいんです。DIY好きな方は、次の実施時にご参加を~

下の写真はビフォー・アフターです。大きなひび割れがセメントでふさがっています。これでここからの水漏れは無くなりそうです。

田んぼの肥料まきチームは、仕入れてきた肥料を田んぼにまく作業です。袋を抱えてまいていく作業は、結構大変なんです。

この日のお弁当はこちら。身延町のおとなり市川三郷町にある『LaLa mizunosato』さんのお弁当を始めてお願いしてみました。充実したおかずの美味しいお弁当でしたよ~

午後も水路の補修の続きや、肥料をまいた田んぼの耕運、田んぼのあぜ切りなどを黙々とこなしました。

こちらは小型の手押し式耕運機を操る女子チーム。カッコいいでしょ?

トラクターと耕運機で耕運した田んぼはこちら。肥料が混ぜ込まれて、お田植えまでに栄養満点の田んぼになってくれることでしょう。

きれいに耕運された田んぼに、あけぼんも嬉しそうでしたよ~

 

こちらは田んぼ脇の水路です。左がビフォー。草ぼーぼーでしたが、きれいになりました!

かなりのがっつり作業で疲れた体を癒すため、とよぽん&とりちゃんが“野点(のだて)”でお茶をふるまってくれました。初めての試みですが、男性陣も教えてもらって挑戦していました。お菓子も春らしくていいですね。

こちらが野点に使った道具です。また機会があれば田んぼでお目にかかれるかもしれませんよ~

 

最後に、春の田んぼでみかけた生き物たちをご紹介です。確実に春は訪れていますね。

残念ながら集合写真はありませんが、参加してくださったみなさん、本当にお疲れさまでした。

次は4月26日のもみまきになります。お子さんにも楽しんでいただける作業ですので、GW前のお楽しみにぜひお越しくださいね。

4月26日(土) もみまき

いよいよ今年もお田植えの季節が近づいてきました。
この日は、そのお田植えに向けての最も大切な作業である“もみまき”です。

スタッフが自宅で5~6日かけて芽出しをしたもみは、「ひとめぼれ」4kg、「農林22号」3kg、「満月もち」1kgです。

芽が出た種もみはこんな感じで、“キョロちゃん”みたいになっています。温暖化の影響か、10年ほど前よりも芽が出るまでの日数(時間)が短くなってきてるんですよ。

もみは“育苗箱”にまくんですが、下の写真の様な順番で作業します。
育苗箱に専用の敷紙を敷き、そこに土を入れます。土は、育苗箱の縁から数mm低く、平になるようにならします。そして、プールに浸けて水を吸わせ、そこにもみを均等にまいていきます。

最後に、もみの上に土をかけます。この土をかける機械が結構楽しいんですよね。

こちらはもみをまいているところ。みんなで協力して、ワイワイ楽しくまきましたよ。

身延岡田亭のお客様も見学にお越しくださり、体験していただきました。

完成した苗箱は、地元の方の畑に並べ、育苗用のシートをかけます。

苗代の完成です。お田植えの頃には、ふさふさの緑の苗が育っていますように。

この日はもみまき以外にも、水田になくてはならない水を引くための、川の取水口の整備もおこないました。
川の水が少なくなっても取水口に水が入ってくるよう、土のうを積んだ上にトタンを掛けて固定しました。増水時に水の勢いで流されないよう、流れに逆らわない工夫をしてるんですよ。

こちらは前回補修した用水路の外側です。セメントがしっかり固まって、隙間が無くなっています。これで水漏れが無くなり、田んぼに水がたっぷり届くようになります。

取水口の整備後、試しに水を流してみると・・・
田んぼ脇の水路に水が来ました~♪

いつものように、この日のお弁当も紹介しておきますね。
この日は田中屋旅館さんのお弁当。おかずの種類が多く、見た目もきれいなお弁当、もちろん、とっても美味しかったです~

そうそう、田んぼ脇にクローバーが群生していたのですが、そこでたくさんの四つ葉のクローバーを見つけました。四つ葉祭りですね (^^) 今年の田んぼはいいことありそうですよ~

この日たくさんの作業をがんばってくれたのはこちらの皆さんです。
お疲れさまでした!

    

さて。次は5月17日の代かきになります。お田植え前に田んぼをならす作業です。
お子さんは泥んこになって遊べますよ~

それでは、田んぼでお待ちしています!

5月17日(土) 代かき

お田植えを一週間後に控え、この日は準備作業の最終段階である代かきです。

数日前から天気予報に雨マークが出ていたものの、それ程降りそうにない予報だったんですが、2、3日前から本格的な雨模様に悪化。そして・・・やはり朝から雨です。。

身延山もまったく見えず、小雨ではなくしっかり降っていました。
そして、田んぼには水が十分入っていないという、いや~な状況。参加者が6名ということもあり、厳しい作業になりそうな予感。。。

トラクターは中ちゃんが担当。一人で上3枚の大きい田んぼと、もち米用の小さい田んぼをやってくれました。

そして、管理機でも代かきはできるので、そちらはゾノさんが担当です。もち米用の田んぼと岩の上下の田んぼをやり切ってくれました。

その他のメンバーは畦の草刈りなどを担当。雨の中でカッパを着ての作業は、なかなか大変です。

集中して作業をしているとあっという間にお昼の時間。一旦きずなハウスに戻り、お世話になっている市川司さんの事務所でお弁当の時間です。『LaLa mizunosato』さんのお弁当は、とっても美味しかったですよ。

 

一度休憩すると、雨の中に出て行くのはなかなか腰が重かったですが、雨のあたらない場所で少しゆっくりさせていただいたおかげで、何とか午後も作業ができました。午後はトラクター担当以外は“トンボ”を使って田んぼの底を平らにならす作業でした。

そして、とよぽんはさつまいもの苗を植え付けてくれました。秋にはさつまいもの収穫もできそうですよ。

予定していた代かきが終了した頃、雲間から少し青空が出てくるくらいに天気が回復。身延山も少し見えてきました。代かきを終えた田んぼには逆さ身延山が写っていましたよ。

この日のメンバーはこの5人ととよぽんの6名。何とかやりきることができました。お疲れ様でした!

さてさて、こちらは田んぼの中でよく見かけた虫です。何かわかりますか?ヒントは、「♪ぼくらはみんないきている~」に登場します。

正解は・・・「オケラ」です。一瞬ヤゴにも見えるんですけどね。

さてさて、次回の田んぼは、5月24日のお田植えです。約30名での作業となります。

それでは、田んぼでお待ちしています!

5月24日(土) お田植え

大雨の代かきから一週間、いよいよ今年のお田植えです。
代かき以降ずっと雨マークが出ていたものの、夕方まで降らない予報に変わりました。そして、朝は天気予報通り、曇ってはいるものの雨は大丈夫そう。

のぼりも立て、田んぼを整えながら参加者の到着を待ちます。

作業メニューはこちら。先週植えられなかった藍も植えます。

4月26日にもみまきをした苗はこの通り。16年間で1、2を争うほどのいい苗に育ちました。
約1ヶ月の間、苗の面倒をみてくださった地元の市川司さんに感謝です。

ひとめぼれの一部ともち米はみんなで手植えをするため、束に分けて田んぼの中に入れておきます。早めに到着した参加者の方々にも手伝っていただきました。

準備を進めてるうちに参加者の方々も次々に到着し、まずは朝礼です。今年は約30名でのお田植えです。

朝礼の最後には、甲州弁ラジオ体操で体をほぐし、いよいよお田植えのスタートになります。

みんなで横一線に並び、一斉に植えていく光景は、何度見てもいいもんですねー

バランスを取るのが難しい田んぼの中で、腰を曲げての作業はとってもきついんですが、みんな一生懸命に植えてくれました。そして、カメラを向けるととびきりの笑顔を見せてくれます。

そして、田んぼの隣の畑では、藍の苗の定植です。スタッフの自宅で種から育てた苗を植えます。

作業はこちらの精鋭女子たち。

1枚目の田んぼの半分ちょっとが終わったくらいで、あっという間にお昼になりました。
この日のお弁当も『LaLa mizunosato』さん。ボリュームもあってとっても美味しかったですよ。そして、とよぽんママデザートも変わらぬ美味しさ。優しい甘さで午前中の疲れを癒してくれました。

 

そして、恒例となった“たんぼーず”のウクレレライブ。みんな笑顔になってくれていましたよ。

おなか一杯になって、気持ちもリフレッシュして、午後もお田植えの続きです。

こちらはみんなで植えた”ひとめぼれ”の田んぼ。真っすぐきれいに並んでいますね。

手植えだけでは全部の田んぼは植えられないので、機械でも植えました。スタッフが慣れた機械さばきで植えてくれました。

機械で真っすぐ植えるのはとっても難しいのですが、遠目に見るときれいに真っすぐ(?)に並んでいます。

ということで、お田植えは予定通り無事コンプリート!何とか雨が降る前に作業を終えることができました。

最後に、こちらは田んぼできずなづくりの活動を紹介する、とよぽん作のイラストです。大きくなって新しくなりました。今度田んぼで見てくださいね。

            

心配していた雨はなんとか終了まで待ってくれたおかげで、参加者の方々も最後まで楽しんでいただけました。
皆さん、本当にお疲れさまでした。

さて、田んぼでは翌週5月31日(土)から約1ヶ月とちょっと、草取り強化期間が始まります。無農薬の田んぼは雑草たちとの戦いなんです。チェーン除草など、他ではなかなか見られない方法での草取りもおこないますので、筋トレがてらぜひ田んぼにおこしください。

それでは、田んぼでお待ちしています!

5月31日(土) 草取りDays – 1

お田植えから1週間。雨の天気予報が出ていましたが、先週のお田植えの日よりも天気の良い田んぼです。

そして、ことしも“草取りDays”が始まりました。
初回のこの日は、スタッフ和田さんと鳥ちゃんの2名が担当です。

田んぼの様子はこちら。まずは一番上の機械で植えた田んぼです。
1週間で少し背が伸びて、少し田んぼの緑が濃くなったかなぁって感じです。

みんなで手植えした3番目の田んぼはこんな感じ。しっかり根がはってきてるようでした。

同じく手植えのもち米の田んぼ。こちらも問題なく順調そうです。

まだ一週間しか経過していませんが、根がしっかり張ってきているようで、安心しました。

この日は2名での作業だったため、作業中の写真はありませんが、すべての田んぼをチェーン除草してくれた上に、補植と草刈りもしてくれたそうです。感謝です。

草取りDaysはスタッフの担当を分けて毎週実施。雑草との戦いはこれからです。
次週は草取りに加えて、液肥(液体の肥料)を田んぼにまく作業もあります。

液肥が気になる方、チェーン除草をやってみたい方、とにかく自然に触れたい方、ぜひぜひ田んぼにおこしください。

それでは、田んぼでお待ちしています!

6月7日(土) 草取りDays – 2、液肥まき

お田植えから2週間が過ぎ、少し緑が濃くなった田んぼです。
遠目に見ると、田んぼの色が茶色ではなく、緑色になっているのがわかります。

上の方の田んぼから順に写真でご報告。
まず、1番上のひとめぼれの田んぼ。しっかり根付いて元気ですが、水がちょっと少ないかなぁ。

2番目のひとめぼれの田んぼ。こちらも元気ですが、更に水が少ない・・・

3番目は手植えしたひとめぼれの田んぼ。倒れてる稲が多いなぁ。

こちらも手植えした田んぼ。満月もちです。こちらもちょっと倒れているのが気になります。

その次の農林22号の田んぼ。こちらもしっかり根付いています。

岩の下の山側の田んぼは、なぜか藻が多く発生しています。

岩の下の川側も藻が多め。

なにはともあれ、みんな順調に育っていてひと安心です。
早速チェーン除草から開始です。

チェーン除草が終わった田んぼから補植も開始。かがんでやるこの作業がなかなかきついんですよね。

午前中には、田んぼより川の上流にある取水口の整備も行いました。
先日の雨で砂が流れ込んだことで、水が十分に流れなくなり、田んぼの水も少なくなたっていたようです。
水が取水口に流れ込みやすくなるように、トタン板や鉄筋を使って水路を整備しました。
鉄筋をコンクリートに打ち込み、トタン板を固定して流されにくくする作業です。

整備を終えるとこんな感じで、いい感じに水が入ってきています。

 

この日もお弁当は『LaLa mizunosato』さんにお願いしました。この具だくさんでボリュームたっぷりのお弁当は、満足感満点です。

午後は補植の続き、草刈り、畑の耕運、そして田んぼへの液肥まきです。
体は疲れていても、みんな笑顔で頑張ってくれましたよ。

ひと通り補植が終わった田んぼに液肥をまきます。
大きなバケツに液肥を薄めた液を作り、エンジン式のポンプで田んぼにまんべんなくまきました。この作業に初めて参加してくれた会員さんにも体験していただきました。

そうそう、今回上の方の田んぼの補植をしていると、早くも“ひえ”を見つけました。下の写真の矢印部分です。
稲と見分けがつきにくいですが、植えたはずのない所から生えている「稲っぽい」ものはほぼ“ひえ”です。
“ひえ”は稲よりも生長が速いので、見つけたらすぐに抜く必要があります。上2枚の田んぼは、2022年と2023年に“ひえ”がたくさん生えたことがあり、その時に落ちた種が2年経って発芽してきたものと思われます。強いですよねぇ。

続いて良い報告を。下の写真の左が藍、右はさつまいもです。どちらも順調そうです。7月には藍の生葉染め体験、そして10月にはさつまいも掘りができそうですよ~

 

最後に、この日田んぼで見つけた生き物たちです。イトトンボ、アカハライモリ、アマガエル、ガです。ガは田んぼで飛べなくなっていたところを救出したのでした。 

この日の参加メンバーはこちら。田んぼできずなづくりに初めて参加してくださった方が、すぐに会員になってくれました!とっても嬉しかったです~

草取りDaysは来週以降4週連続となります。6月21日にはあけぼの大豆の種まきもありますので、ぜひ田んぼに来て、もっと大きくなった稲の様子を見てくださいね。

それでは、田んぼでお待ちしています!

6月14日(土) 草取りDays – 3

お田植えから3週間、先週の液肥が効いたのか、更に緑が濃くなり、稲たちがしっかりした印象の田んぼ。

稲を近くで見ると、先週は倒れているものが多かったのに、しゃんと立ってしっかりしてる稲がほとんどです。
やっぱり液肥の威力なのかなぁ。

先週初めて参加してくれたtomoさんは、雨予報にもかかわらず、この日も来てくれました。
チェーン除草を最初に体験していただき、その後は“ガリガリくん”と手作業での“ヒエ”退治をお願いしました。先週かなり退治したのに、またまた“ヒエ”が芽を出していて、稲の背丈に近いものまでありました。すごい成長力ですよね。

こちらはスタッフ丸ちゃん。この日は草刈り担当です。刈り払い機を使って色んな所の草を刈ってくれました。

坂本さんはチェーン除草の後、エンジン式除草機でヒエ撲滅作戦です。
エンジン式除草機を使うと、土をかき混ぜることで空気が入り、また、土が柔らかくなることで雑草の根が張りにくくなるそうです。

この日のメンバーはこちらの4名。雨は少ししか降らず、なんとか予定の作業を終えることができました。ちなみに、作業後、午後には雨が結構降り、夜は本降りになっていました。

 

最後に、チェーン除草後のもち米の田んぼの写真です。チェーン除草をやったと思えないくらいしっかり稲が立っています。ここまで育つと安心感があります。

次週は草取りに加えてあけぼの大豆の種まきがあります。“播種機”を使った種まきは楽しいので、ぜひ来て体験してみてください。

それでは、田んぼでお待ちしています!

6月20日(金)・21日(土) あけぼの大豆の種まき、草取りDays – 4

今年もあの季節がやって来ました。そう、あけぼの大豆の種まきです。
毎年10月の枝豆収穫を楽しみにされている方も多いあけぼの大豆は、毎年6月の半ば過ぎに種をまきます。
播種機を“あけぼの大豆拠点施設”でお借りするのが平日になるため、今年は6月20日にスタッフの女性2名が行ってくれました。

例年だとこの時期は梅雨なんですが、今年はよくわからない天候になっていて、しばらく雨が降っていないみのぶの田んぼです。

朝の到着時には、田んぼの水がかなり少ない状態。下の左が1番上の田んぼで、右は2番目の田んぼなんですが、2番目の田んぼは土用干しでもしてるのかというくらいに水が無い状態。

田んぼの水見をお願いしている地元の方が、川の取水口を見に行ってくださったところ、水があまり取水口に引き込めていない状態だったらしく、急きょ仕事をお休みしてトタンの堰を上流方向に伸ばしてくださいました。
(21日には川の水が更に少なくなっていたので、急きょスタッフで堰を延長しました)

その結果、なんとか田んぼには水が入り始めてひと安心。
ということで、女性スタッフ2名はあけぼの大豆の種まきを行いました。

翌6月21日(土)は、他のメンバーも合流して8名で草取りと補植用の大豆の種まきです。

主にエンジン付きの除草機と手押し式の除草機をがんばりました。

そして、こちらが補植用の大豆の種まきの様子。苗作り用のトレーに土を入れ、そこに種大豆を入れていきます。

30度を余裕で超える暑さの中、午前中の作業を終えてお弁当の時間。
この日も『LaLa mizunosato』さんの美味しくてボリュームのあるお弁当です。

午後も暑い中作業。その合間には、今年初のかき氷をしましたよ。
たくさんのトッピングを思い思いにのせたかき氷。熱中症対策としてサイコーです。

 

この日も田んぼには少しおおきくなったオタマジャクシやアカハライモリがたくさんいましたが、トンボの幼生である“ヤゴ”の姿も見ることができました。ちょっとピンボケでわかりにくいかもしれませんが、下の写真の左上の方にいるのが“ヤゴ”です。一緒に写ってるのは、頭隠して尻(シッポ)隠さずのアカハライモリです。

この日の参加メンバーはこちらの8名。6月の真夏日の暑さに苦労しましたが、なんとかやりきりました。

 

次は6月28日の草取り、そして7月5日の草取り&大豆の補植へと続きます。“草取りDays”は、一旦その7月5日で終了となります。

雨が少ないのがとても心配な田んぼですが、稲は順調に育っていますので、ぜひその稲を見に足を運んでくださいね。田んぼでお待ちしています!

6月28日(土) 草取りDays – 5

草取りDaysもこの日を含めてあと2回。
この日も朝からの日差しで気温がぐんぐん上昇。真夏日となりました。

稲はかなり育っており、田んぼはかなり緑が濃くなっています。
手植えしたもち米も下の写真のように元気に育っています。

もうここまで育つとチェーン除草はできないので、他の器具や機械を使っての草取りとなります。
手押し式の機械と使ったり、

エンジン式の草取り機を使ったり、

炎天下の作業はなかなかきついです。

先週植えたあけぼの大豆は、かわいい芽が出ていました。

芽はまだ出てきたばかりなので、双葉だけのもの(下の写真左)だったり、更に次の葉が出てきているもの(下の写真右)もありました。

7月に藍の生葉染めに使う藍もこの通り。雑草もいっぱいですが、藍はしっかり育っています。

次は7月5日の草取り、そして7月26日には草取りに加えて藍の生葉染め体験も実施します。

梅雨らしくなくて雨が少なく、気温も異常に高くなっているため、お米も大豆も今後の生育が心配です。
皆さん、稲が無事育つことを祈っててくださいね。

それでは、田んぼでお待ちしています!

7月5日(土) 草取りDays – 6

草取りDays最終回。と言っても、草取りがこれで終わりというわけではないんですが (^^;
予想最高気温が35度近かったものの、朝は曇り空。蒸し暑さがすごい朝の田んぼです。

上の写真でもかなり緑が濃くなっているのがわかりますが、特に上の方の田んぼは例年以上に生育が良く、株が太くしっかりしています。

午後は暑くて作業ができないんじゃないかということで、一部メンバーは8時頃から集まり始め、田ころがしで草取りの作業です。

後発隊も9時半前には到着し、主に大豆の補植作業です。
大豆畑は、先週芽が出たと思っていたところ、1週間で雑草が大変なことに。どこに大豆の苗があるのかわからないくらいです。

芽が出て少し大きくなった大豆はこちら。雨が降らず、畑がカラッカラの状態なのに、がんばって育ってくれています。

でも、補植用の大豆がこんな状態。トレイの穴すべてに種をまいていたのに、半分以上発芽していません。下の写真の方は、半分どころかほぼ発芽していない状態。雨が降らなさ過ぎました。

この補植用の苗で、女性陣ががんばって補植をしてくれました。
スタッフ中ちゃんは、雑草退治のために管理機で土寄せをしてくれました。

あんなに雑草だらけだった大豆畑が、なんとか畑らしくなりました。

先発隊のぞのさんと和田さんは、草取りの後川の取水口へ。雨が降らず、川の水量が減っていることで、田んぼへの水も減ってきているので、更に水を引き込みやすいよう、トタンの堰を追加してくれました。

あまりにも暑く、熱中症になりそうだったので、昼前にはかき氷です。とよぽんママのお手製ジャムなどをのせていただきます。体の中から冷やされて生き返ります。

体を少し冷やした後、今度はお弁当の時間です。
LaLa mizunosato』さんのお弁当で、体力回復。

先発隊はお弁当を食べて片づけをして解散。後発隊は15時頃まで大豆の補植と草取りをやって終了となりました。
暑い中頑張ったのはコチラのメンバー。先発隊解散前の一枚です。

そうそう、田んぼの中にはオタマジャクシからカエルになった小さなアマガエルがいましたよ。2匹仲良く並んでいて、かわいいですよね。

 

さて、次は3週間後の7月26日の草取りと藍の生葉染め体験です。
暑くなりそうですが、藍の生葉染めは楽しく、お子さんの夏休みの自由研究にもなると思いますので、ぜひ参加してみてくださいね。

それでは、田んぼでお待ちしています!

7月26日(土) 草取り、藍の生葉染め

梅雨が明け、暑さが厳しくなってきました。北海道でも猛暑日になるなど、異常な暑さですね。
そんな中、田と畑の草取り、そして毎年恒例となった藍の生葉染め体験をおこないました。

田んぼは朝から日差しが照り付け、作業を開始した9時半頃にはすでに30℃超えです。

しばらく雨が降っていなかったため、水が心配でしたが、案の定田んぼは水が足りていない状態。田んぼ横の水路に水が流れ込んでいる場所を見ても、ちょろちょろっと流れてきてるだけでした。

それでも稲は元気にしっかり育っています。

ということで、この日のメニューはこちら。メインは草取りと藍の生葉染め、そして大豆畑の土寄せと、川の取水口の整備もやることになりました。

田んぼの水は急いで増やす必要があったので、スタッフ2名は早速川の取水口へ。
川の水位が下がっていて、取水口に十分に水が流れ込んでいません。

まずは砂利をかき出して流れやすくした後、トタンの堰を延ばしました。
炎天下の作業ですが、川の水は冷たく、気持ち良かったです。

作業後、取水口に入る水の量がかなり増え、田んぼにも水が入ってくれました。

大豆畑では管理機を使って土寄せです。雑草がいっぱいですが、土寄せをすると雑草退治も一緒にできるんですよ。

作業の合間にはこんなに美味しそうなかき氷を食べて体を冷やし、熱中症対策です。

そして、お昼には今回も『LaLa mizunosato』さんのお弁当。しっかり食べて体力回復です。

午後にはお楽しみ企画の“藍の生葉染め”がスタート。
雑草が多い中、藍はしっかり育ってくれていました。その葉っぱを摘んでいきます。

染める布には色んなデザインを入れるため、ビー玉を包んだり、棒に巻いたり、輪ゴムで縛ったり、みんな思い思いに、出来上がりの模様をイメージしながら作業をしました。

そして、染める布はこんな感じに仕上がります。

これを藍の葉を水と一緒にミキサーにかけて作った染液に浸し、数分待って水で洗います。

そうすると、こんな感じに染まりました~ 親子で協力してできた藍染めはイメージ通りだったかな?

こちらは皆さんの作品を干しているところです。きれいな空色の布が風に舞っている様子はとってもさわやかででしたよ。

ここでこの日の生き物紹介です。小さなカエルがいっぱいです。観察用の薄い水槽に、子ども達が捕まえたカエルがたくさん入っていました。かわいいですよね。

 

この日の参加者はこちらです。(先に帰路についた2名を除く)
それぞれの藍染作品を披露してくれました。

さて、次は8月23日に行う田んぼの最後の草取りです。そして、9月20日はいよいよ稲刈りになります。
秋の収穫はもうすぐですよ~

それでは、田んぼでお待ちしています!

8月23日(土) 草取り、草刈り、水路整備

前回の活動から約1カ月。みのぶも猛暑が厳しく、雨がほとんど降らない日々が続いています。
この日も朝から30℃を超える暑さの田んぼです。

この雨が降らない暑い中でも、稲はとっても元気に育っています。
“ひとめぼれ”はすでに穂が垂れてきて、中にしっかりお米が入っているんだという実感が出てきました。

もう一枚、別の角度から。青空をバックにすると映えますね~

こちらは上から3段目の田んぼ。“農林22号”かと思えるくらい背が高くなっています。

こちらは“満月もち”。やはり例年より背が高く、穂が垂れてきています。

そして、“農林22号”はこちら。まだ穂は垂れてはいませんが、出穂して花が咲いています。“ひとめぼれ”や“満月もち”よりも稲刈りが2週間遅い品種なので、これでも順調なんですよ~

一輪車に荷物を積もうとすると、何かがしがみついていました。「オンブバッタ?」と思ったら、「オンブイナゴ」のようです。メスの背中にオスが乗ってるんですよ。

さてさて、作業の様子をご紹介。
この日は、朝早く到着したメンバーが田の周りの草刈りを始めてくれていて、私を含む4名は水路の水が減っているために川の取水口の整備です。川の水は雨が降っていないにも関わらず、そこそこ流れていましたが、取水口には十分に入っていませんでした。写真で見ても、流れがあまりないのがわかります。

取水口への導入路の砂利をかき出し、トタンの堰も1枚分延ばしたところ、かなり水路の水が増え、田んぼの水位も上がってくれました。

この作業を終えた頃にはすでにお昼。この日のお弁当は田中屋旅館さん特製弁当。おかずの種類が豊富で、超豪華なお弁当でしたよ。
元気もりもりになりました。

食後にはとよぽんママ特製トッピングのかき氷。暑さで火照った身体に染みわたります。

昼食後には水路整備チームも草取りチームに入り、ひえ抜きを約1時間がんばりました。

最後に10月に枝豆収穫を迎える大豆畑もご紹介。
昨年もそうでしたが、今年も少雨の影響でちょっと心配な状態です。

なんとか花は咲いていますが、この花の咲く時期に十分に水分を吸収できないと、枝豆のできに影響してしまうのです。
皆さん、雨が降るように祈っててくださいね。

この日の参加メンバーはこちらのスタッフ8名、そして、さいつまいも畑の雑草をすべて抜いて綺麗にしてくれた、とよぽんママを合わせた9名でした。スタッフ8名は、この後きずなハウスでBBQを楽しみましたよ~♪

さてさて、次はいよいよ稲刈りになります。9月20日です。みなさん、予定は空けてくれていますか~?

それでは、田んぼでお待ちしています!

9月20日(土) 稲刈り その1(ひとめぼれ、満月もち)

今年もいよいよ収穫シーズンがスタートしました。待ちに待った稲刈りです。

暑くて雨が降らない日々に悩まされ続けたというのに、稲刈りの日になって雨のみのぶです。

田んぼはキレイな秋の色、黄金色に染まり、稲刈りにはベストなタイミングです。

穂が垂れて、中にお米がしっかり入っていることがわかります。

朝礼は東屋とタープの下で。あまりない光景ですね。
参加予定だった会員さん達も急なキャンセルはなく、カッパ姿で来てくれました。

作業が始まっても雨は弱まることなく、時折強く降っていましたが、皆さん心折れることなく、黙々と作業をやっていました。

雨でぬかるんだ田んぼは、歩くのさえも大変。それだけに体力の消耗もいつも以上です。
そんな疲れた体を癒してくれるのが田中屋旅館さんのお弁当です。この日もと~っても美味しくて、元気になれるお弁当でしたよ。

そして、お昼休み恒例の田んぼーず登場です。この日は会員の岡田さんもギターで参加してくれました。
午後の作業に向けて、みんなを元気づけることができたかな?

午前中は調子が悪かった稲刈り機も午後にはなんとか持ち直し、2台がフル稼働。
はじき出された稲の束は、泥の上に落ちる前にキャッチしてリレー方式の連携プレーで運び出します。

はざかけもみんなで協力して進めましたが、うしがすぐに埋まり、次々建てていく事態に。なかなか終わりが見えず、ヘロヘロになりながらがんばりました。

建てたうしは、なんと6台!昨年が4台だったので、かなり多いことがわかります。大豊作です!!

こちらは作業終了後のスタッフぞのさんです。泥んこあそびをしてたわけじゃないですよ~ はざかけの際、稲に付いた泥を浴びまくっての、がんばった証です。

この日、すべての作業を終えたのは17時頃。その後、お泊り組は温泉に行ってから南部町のログハウスに移動し、夜は“たこパ”を楽しみました。

翌日、片付けに田んぼに行ってみると、青空の下、きれいなうしの姿を見ることができました。

畦に咲いているヒガンバナにはおおきなアゲハ蝶が。昨日の雨の間はどこにいたんでしょうね。

最後に、来月が収穫となる“あけぼの大豆”の写真を。高温と少雨にも負けず、実を付けてくれていました。枝豆収穫が楽しみですね。

   

次回10月4日は、この日に刈った稲の脱穀と、農林22号の稲刈りになります。今回参加できなかった方も含め、多くの皆さんの参加をお待ちしています。

それではみなさん、田んぼで会いましょう!

10月4日(土) 稲刈り その2(農林22号

収穫シーズン2回目は、稲刈り&脱穀・・・のはずでしたが、またまたみのぶは雨 (;_;) 。

スタッフが集合した9時はまだ雨は降っていませんでしたが、10時には雨が・・・
この日脱穀するはずだった稲には、前日夜に急きょ現地入りしたスタッフ2名がブルーシートをかけてくれていました。

しかしながら、雨が降っていると脱穀機が使えないため、残念ながらこのまま置いておくことに。。稲は下の写真のように乾いてるんですけどねぇ。。

ということで、この日は農林22号の稲刈りだけとなりました。穂が垂れて黄金色になった稲を刈って干します。

朝礼は前回と同様テントの下で。雨にも関わらず、急なキャンセルはなく、予定していた24名全員が来てくださいました。

朝礼の後、早速稲刈り開始です。

雨の中カッパを着ての作業です。皆さん雨にも負けずとっても頑張ってくれましたよ。

あっという間に午前の作業は終了。この日のお弁当はお馴染み『LaLa mizunosato』さんの美味しいお弁当でした。
とよぽんママデザートの“抹茶プリン”も超絶美味しかったですよ~

 

そしてこれまたお馴染みの“たんぼ~ず”の登場です。雨を吹き飛ばすべく、“勇気100%”他を歌って盛り上がりました。

午後の作業は稲束をうしに掛けていく作業から。カメラを向けると笑顔で応えてくれます。

みなさんの頑張りのおかげで、あっという間にうしが3体できあがりました!

続いて、次回来れない方には“あけぼの大豆”枝豆を収穫していただきました。
今年は昨年よりさやの数が多いのですが、少しふくらみが足りない感じ。

少しでも大きく、枝豆がたくさんなっている株を収穫していただきました。

  

その次はさつまいも掘りです。暑く雨が少なかった夏のせいで、できているかどうかが心配でしたが、なんとか結構大きく育っていましたよ。

いも掘りって、やっぱい楽しいですよね~

    

この日掘ったいもの一部は早速焚き火で焼き芋にして、みんなでいただきました。美味しかった~

前回の稲刈りの日とは違い、この日は夕礼前には雨が上がってくれました。青空の下、とはいきませんでしたが、広場での夕礼です。

ついでに、この日見つけた生き物たちも紹介しておきますね。
毎度おなじみの“アカハライモリ”、“ガ(エビガラスズメ)”、“カマキリの卵”、“花が咲いた赤しそ”、以上です。

最後にこのひ参加の皆さんとの集合写真です。なんのポーズかわかりますか?
「カマキリ拳法」ではありませんよ~ まさこさん考案の“稲穂のポーズ“です。みんなが稲に見えましたか?

 

雨にも関わらず集まって、作業を頑張ってくれた皆さん、ホントにホントにお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

次回はこの日刈った“農林22号”の脱穀です。カレンダーを見ると、くもりがずっと続いてるいて、いくつか雨マークがあるのが気になります。なんとか稲が乾いて、10/18は脱穀ができますよう、皆さん祈っててくださいね。

それではみなさん、田んぼで会いましょう!

10月18日(土) 脱穀 (ひとめぼれ、農林22号

やっと晴れた~!
前々回、前回と雨の稲刈りとなり、前回は脱穀がまったくできませんでしたが、この日は朝から青空、そして太陽が出てくれました。
雨除けに掛けていたブルーシートを外すと、しっかり乾燥した稲が。これでなんとか脱穀ができます。

毎年2回に分けておこなう脱穀ですが、1回になった上に今年は大豊作。1日で終わるの?という量でした。
ということで、朝早く到着したスタッフと参加者の方は、すぐに作業を開始しました。

とにかく黙々と脱穀機に稲を投入していきます。

10時過ぎ、参加者がほぼそろったので一旦休憩しながら朝礼です。
久しぶりの青空の下での朝礼は、やっぱり気持ちいいですよね~

さて、この日は例年盛りだくさんの日で、今年も脱穀以外にあけぼの大豆の枝豆収穫と、さつまいも掘りがあります。
脱穀は大量ではありますが、他の作業もやらないといけないので、分散して午前中にはさつまいも掘りも行いました。

大きいおいも、小さいおいも、へんてこな形のおいも・・・色々獲れましたよ~

そんなこんなで午前中の作業はあっという間に終了。
この日のお弁当はみんなが大好きな田中屋旅館さんの豪華お弁当です。ボリュームがあってバランスもいい、最高に美味しいお弁当でした。そして、とよぽんママデザートの “ぶどうゼリー” です。ぶどうは山梨県産の『マスカサーティーン』をつかっているそうで、とにかくめっちゃ美味しかったです。

昼食時には、畑で獲れたあけぼの大豆の枝豆をホイルに包んで焚き火で焼いてみました。前回2週間前よりもかなりサヤが膨らんでいて、とってもとっても美味しかったですよ。

おなかが満たされたら、脱穀の続きです。午後は農林22号をメインに脱穀しました。

脱穀初体験のカップル、そして親子でも頑張ってくれましたよ~

こちらはもう1つの作業、あけぼの大豆の枝豆収穫です。1株をズボっと抜いてきて、椅子に腰かけてサヤを外していきます。
おしゃべりしながらのこの作業は、地味ですが楽しいんです。

お米にもどって、脱穀したもみつきのお米がパンパンに入った米袋をご紹介。こちらは“ひとめぼれ”です。

そして“農林22号”。こちらには収穫を見に来ていたあけぼんもいました。

収穫量は、

  • ひとめぼれ 356kg
  • 農林22号 186kg
  • 満月もち 45kg ※別の日に脱穀済み

ということで、合計587kg!現在の作付面積になってからは最高を記録しました!
いや~、大豊作です。

大量の脱穀に参加してくれたのはこちらのメンバー。皆さん、お疲れさまでした!

最後に、この日見かけた生き物たちをご紹介。
左は“メンガタスズメ”(スズメガ)の幼虫、右はショウリョウバッタです。

次回は11月8日の収穫祭です。今年の大豊作をみんなでお祝いしますよ~ ぜひぜひ参加してくださいね。

それではみなさん、田んぼで会いましょう!

11月8日(土) 収穫祭

早いもので今年も11月。お米の収穫を終え、その豊作をお祝いする収穫祭です。

この日はスタッフがちょっと少なかったんですが、やることはいっぱい。
参加者の皆さんにも協力していただいて、なんとかやりきるぞー!という朝でした。

昨年まではもち米を蒸すのにプロバンガスをお借りしていたんですが、昨今色々規制が厳しくなったそうで、今年はかまどを使うことになりました。羽釜と蒸し器が驚くほどの“シンデレラフィット”。いい感じです。

もち米は今年田んぼで収穫した“満月もち”。前日から水に浸けていました。
これを蒸すとしたの写真のようにふっくらた蒸し上がります。

こちらはとよぽんがつまみ食い中・・・ではなく、もち米のかたさを確認してるところです。指でつぶして芯が残っていないか確認するんです。

もち米が蒸しあがると、もちつき隊の出番です。重い杵で「よいしょ!」とついていきます。

スタッフ中ちゃんの力強い餅つきをは動画で。

こちらは会員のざまっち。スマートな感じでお上手なんです~

子ども達も大人に負けないくらい頑張ってくれましたよ。子ども用の軽めの杵があるんですが、タイゾー君は大人用の重い杵に挑戦していました。

つきあがったお餅は、室内で丸めていきます。こちらは女性陣中心で。

おしゃべりにも花を咲かせながら、たくさんのお餅を丸めていきました。

美味しそうなお餅を見て、あけぼんは落ちそうなほっぺを支えてましたよ。

キッチンではお昼ご飯の具だくさん味噌汁の仕込みです。
畑で獲れたさつまいもを使い、きのこたっぷりのお味噌汁です。もちろん、お味噌はこの日蔵出しした“あけぼの大豆味噌”。間違いなく美味しくなります!

大きな鍋2つにたっぷりの味噌汁ができました。

お昼は今年もタイゾーくんのかけ声でスタートです。

つきたてのお餅のトッピングは、定番のあんこ、きなこ、のりなど。お味噌汁も美味しかったですよ~

今年の収穫でおなか一杯になって、午後にはお米とお味噌の仕分け作業をやりました。
お米は豊作だったので、会員の皆さんにも少し多めにお届けすることができます。

順番が前後しますが、こちらは午前中に蔵出しして仕分けした“あけぼの大豆の手前味噌”です。
今年2月に仕込んで、ふたを開けるのはその時以来。さて、今年のお味噌の出来はいかがかな?

仕分け作業は、味噌樽から出す人、重さを計って調整する人、閉じてラベルシートを貼る人、分担して行いました。

ここでも子ども達が大活躍。1つずつ丁寧に作業してくれていました。

例年より参加人数が少なかったため、午後の作業に少し手間取ったものの、この日のミッションはコンプリート。
最後にみんなで集合写真です。

 

今年の収穫をみんなで美味しくお祝いし、笑顔いっぱいの収穫祭となりました。

さて、次回は12月6日の望年会です。あけぼの大豆の刈り取りも実施する予定ですので、ぜひぜひご参加ください。

それではみなさん、田んぼで会いましょう!

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