4月4日(土) 水路掃除、じゃがいも植えつけ、肥料播き
コロナウィルス感染症の拡大によって延期されていた作業をスタッフだけで実施しました。
2月の味噌作りが中止になったため、ほとんどのメンバーは今年初の身延訪問です。
私たちの田んぼは例年と同じように静かですが、昨年までと少し違うところがあるのはわかりますか?そうです、周囲がしっかりした獣害対策用のネットで囲まれています。
田んぼへの入り口は大きく開く扉が設置されており、私たちの憩いの場“あずま屋”もその中にあります。
川側もご覧の通りしっかりした高さのあるネットが設置され、鹿やイノシシや猿が入れないようになっています。
と思って周りと見ていると・・・
田んぼと畑の間を流れる水路のところが空いている!?ということで、応急処置として金網を設置しておきました。(業者がちゃんと補修してくれるそうです)
もう一つの変化はあずま屋。修身さんが砂利をまいてくださったようで、雨の後でもドロドロにならずに済みそうです。修身さんのちょっとした心遣いが嬉しいですね。
さて、肝心の作業ですが、今回はコロナウィルスの感染リスクを極力避けるため、東京勤務のメンバーと山梨県在住チームは接触を避け、離れて別々の作業となりました。
こちらは山梨チーム男子の水路掃除の様子。二人で大変な作業をやってくれました。
山梨チーム女子の二人は畑作業です。いつもの明るい笑顔を見せてくれました。
その二人にとよぽんを加えた3人でじゃがいもを植えてくれました。
さらに、スナップエンドウなどの豆の畑も成長に合わせた整備をしてくれました。
この日の作業は午前中で終了。感染症の拡大リスクを少しでも減らすため、早々に田んぼを後にしました。お弁当もコーヒータイムもない一日は少し寂しいですが、今は我慢ですね。
最後に、田んぼ横にキレイに咲いていたお花です。作業の後に見ると癒されますよね。
今回はスタッフだけの作業で人数が少なく、写真があまり撮れませんでしたので、アルバムはありません。
早くコロナ騒動が収まり、皆さんと一緒に楽しく作業できる日がくることを心から願っています。
4月25日(土) もみまき
4月25日、スタッフだけでもみまきをおこないました。
新型コロナウィルス蔓延による緊急事態宣言の中、実施が危ぶまれましたが、感染対策を徹底し、スタッフだけの少人数での実施となりました。
全員マスク着用の上、極力近づかないように気をつけての作業です。
まずは“ソーシャルディスタンス”をとっての朝礼。
種もみは5日前から4人のスタッフが芽出しを始め、当日それを持ち寄りました。
誰かが来れなくなった場合を想定し、2Kgずつに分け、多めにしました。
作業は分担して黙々と進んでいきました。
完成した苗床はこちらの1つ。中には農林22号のみ24枚。昨年が66枚だったので、その半分以下となっています。
ちょっと寂しい感じがしましたが、もみまきができただけで良かったと思っています。
田んぼでは山梨在住組の坂本さんと中ちゃんが、他のメンバーとは離れての作業。耕運をがんばってくれました。
この日の田んぼは晴れてとてもいい天気でした。
作業は午前中で終了。いつもの珈琲もなく、終了後はすぐに帰路につきました。
早くコロナ騒動が収まり、笑顔いっぱいの田んぼが戻ってくる日を楽しみにしています。
5月15日(金)・16日(土) 代かき
5月15・16日、お田植え一週間前に代かきを実施しました。
15日に地元の千頭和さんがトラクターで3枚の田んぼを丁寧にならしてくださり、修身さんも手作業で手伝ってくださいました。
修身さん、千頭和さん、いつもありがとうございます。
お二人のおかげで、翌16日は田んぼの端の方と一部高さが均一になっていない箇所をならすだけで済みました。
スタッフ3名だけでの作業、しかも雨降りだったため、とても助かりました。
代かき終了後、苗の様子を見に行ったところ、順調に育っていました。少し密度が薄く、田植え機で植えると“空振り”する可能性があるとのことでしたが、なんとかお田植えには大丈夫そうでした。
次週はスタッフ6名だけでのお田植えです。田んぼ3枚だけとはいえ、若干不安もありますが、なんとか頑張ります!
5月23日(土) お田植え
5月23日、お田植えを実施しました。
例年30~40人、多い年だと70人が参加したこともあるお田植えですが、今年はコロナウィルス感染症蔓延の影響でスタッフのみ6名での実施です。
苗は順調に育っていましたが、少し密度が薄め。
すべての田んぼは使わずに3枚のみです。
男性スタッフ3名が交代で1枚ずつ田植え機で植えていきました。
田んぼ女子3名は、田植え機が空振りして抜けていたり本数が少ない個所、そして田植え機で植えられない端の方の手植えを担当。
稲刈り機は真っすぐに植えるのがなかなか難しく、素人では真っすぐに植えるのが至難の技。でも、坂本さんはさすがで、ほぼ真っすぐになっています。
下の3枚の写真は、上から坂本さん、和田さん、つっつんが植えた田んぼ。つっつんが植えた田んぼ、なかなかの曲がり具合になりました~(笑)
なにはともあれ、なんとか午前中で作業を終えることができ、田んぼはうっすら緑になりました。
すくすく育ってくれますように!
5月30日(土) チェーン除草(第1回)、畑の草刈り
5月30日、お田植え後の最初のチェーン除草を実施しました。
チェーン除草はスタッフ2名での作業でしたが、田んぼが3枚なので、1時間弱で終了しました。
その後、倒れている苗や株が少ない箇所への補植を行いましたが、なんとか午前中に作業を終えることができました。
それ以外にも、畑女子が田んぼの隣の畑で作業をし、スタッフの中ちゃんは昨年のあけぼの大豆畑の草刈りを担当してくれました。左が草刈り前、右が草刈り後の写真です。
広い畑を一人で草刈りするのは大変なのですが、旧アポロ(ガソリンスタンド)の方が最初から手伝ってくださり、こちらも午前中で作業を終えることができました。
地元の方の暖かい優しさに感謝です。
こちらはゆりこさんからの差し入れのスイカを食べる齋藤さん。作業後のスイカは格別なんですよね。
6月6日(土) チェーン除草(第2回)、液肥まき、畑の耕運
6月6日、2回目のチェーン除草です。この日は草取り以外にも田んぼに液肥をまいたり、あけぼの大豆畑の耕運もあるという、盛りだくさんの日です。
坂本さんと和田さんが、朝早くからチェーン除草を開始し、10時前には終了してあけぼの大豆畑の耕運に移ってくれました。
残りのメンバーは、草の多い1番上の田んぼの手作業での草取り。ヒエがたくさん育ってきていて、かなりやっかいでした。
草取りと畑の耕運が終わった後は、こちら。
そうです、あの魚臭い液肥まき。原液を薄めてまいていく作業。今年は田んぼ3枚なので、例年よりかなり楽に感じました。
こちらはすべての作業終了後のあけぼの大豆畑。今年は昨年田んぼだったこの場所にあけぼの大豆を植えます。
こちらは畑の様子。スナップエンドウと絹さやが最盛期で、とっても美味しかったです。じゃがいもも順調に育っています。
田んぼにはおたまじゃくしがいっぱい。雑草を食べてくれると嬉しいんですけどね。
チェーン除草はあと4回続きます。
6月13日(土) チェーン除草(第3回)
6月13日、3回目のチェーン除草です。今回は中ちゃんとぞのさん2名だけでの実施です。
1番上の田んぼはやはり草がいっぱい。前週もかなりのひえを抜いたのに、またまた稲より速い成長で増えていました。
チェーン除草では取れないので、ひえは手で抜いていきます。こんなに取れました。
今回はアカハライモリが顔を出してくれました。子どもたちが大喜びで捕まえたところを想像すると癒されます。
チェーン除草強化月間は中間地点を過ぎました。
6月19日(金)・20(土) チェーン除草(第4回)、あけぼの大豆の種まき
6月19日、あけぼの大豆の種まきをするべく、3名のスタッフが休暇を取って身延へ。少人数で種まきをするには、機械の力を借りるしかないため、平日しか貸し出しをしていない“播種機(はんしゅき)”を借りにいきました。
こちらが播種機。小さいバイクみたいでちょっとカッコいいですね。
この播種機を借りて田んぼに行ったのですが、あいにくの雨模様。
雨の中では種まきはできません。ということで、田んぼの草取りに予定を変更。
またまた草はたくさん成長しています。
チェーン除草と手作業で取っていきました。
この日はとよぽんママがおにぎりを差し入れに持って来てくれ、ちょっと早めのお昼を食べ、その後もう少し手作業の草取りを頑張りました。
翌20日はお天気回復。好天に恵まれました。
9時には和田さんが到着し、早速あけぼの大豆の種まきを開始。初めての播種機に最初少しとまどいながらも、すぐに慣れてどんどんまいていきました。
かなり効率よく種がまける播種機ですが、元々が田んぼのこの畑の土が湿っていたため、豆の上にうまく土が被らず、後から手作業で土を被せていくという作業が発生してしまいました。それをまさこさん・ゆりこさんが担当してくれました。
そしてこの日もゆりこさんからおにぎりの差し入れがあり、元気回復。
補植用にもたくさんの種豆を手作業でまき、この日の作業を終えました。
こちらは補植用の種豆を“自然農法”と銘打って無造作にまいた区画です。
今年も秋に美味しい枝豆がたくさん収穫できることを祈っててくださいね。
6月27日(土) チェーン除草(第5回)
第5回目のチェーン除草をしました。
毎回頑張って手作業で草を抜いているのに、こんなに草が生えてきます。なんという生命力なんでしょうね。
今回もチェーン除草に加えて手作業も行い、かなり頑張って雑草を抜きました。
先週種まきをしたあけぼの大豆は、なんとか発芽していました。
ただ、間が抜けている個所もたくさんあり、来週以降で補植の必要がありそうです。
補植用の場所にはたくさん芽が出ていて、なんとか抜けている個所を補うことはできそうです。
作業が昼間でだったとは言え、暑い日でした。カエルも暑かったのか、日陰で休んでいて、手のひらに乗せるとお行儀悪い格好で寝ていましたよ。
これからますます暑くなりますが、草取りなんとか頑張っていきたいと思います。
7月4日(土) チェーン除草(第6回)
第6回目のチェーン除草をしました。
この日の身延は雨。前日から結構降ったようです。
そのせいであけぼの大豆の畑が水浸し。昨年まで田んぼとして使っていた畑なので、水が溜まりやすいんですね。
排水路を3ヶ所作り、なんとか水は引きました。
大豆は順調に育っており、本葉も生えて少し背が高くなってきています。
こちらは補植用。たくさん芽が出て育っています。
田んぼの稲はまた少し伸びて緑が濃くなっていました。
雨の中、レインコートを着てのチェーン除草です。
坂本さんは、草が多い一番上の田んぼを機械で丁寧にやってくれました。
かおるさんは今年初の田んぼです。
今回、今年初のお弁当が登場。大島直売所のおばちゃん手作り弁当です。この海苔巻きが美味しいんですよね。かき揚げとコロッケも入って大満足。大島のおばちゃん達も喜んでくれていたようです。
このお弁当で元気を回復し、その後も手作業の草取りをみんなで頑張りました。
こちらは田んぼのそばの赤シソ畑。夏の暑い中での作業の合間に飲む、あの赤シソジュースの美味しさが浮かんできます。
今回、現れた昆虫を2匹紹介。左がナナフシ、右は・・・キマワリのなかま、かな?
こちらは水路にいたヘビ。ヤマカガシです。猛毒を持っているので、見かけたら近寄らないでくださいね。ただ、臆病なヘビで、人間を襲うことはほとんどないので、怖がることはありません。
今回、畑ではじゃがいもとナスが収穫できました。
チェーン除草は今回で終了。6週間スタッフだけでなんとか頑張りました。
来月以降、皆さんにも来ていただけるかどうか、まだ不確定ではありますが、近いうちに今後のことをご案内いたしますので、よろしくお願いいたします。
7月11日(土) あけぼの大豆の補植
前回雨のためにできなかったあけぼの大豆の補植を行いました。元々この日は予定されていなかったのですが、できる時にやるしかない、ということで、臨時でスタッフ5名が集まりました。
ここのところずっと雨続きでしたが、作業開始の時には雨が上がっていました。
田んぼは1週間前よりも緑が濃くなっています。
あけぼの大豆の畑は水浸しにはなっておらず、なんとか作業できる状態。
補植用の苗はかなり元気に育っていました。
5人でひたすら補植用の苗を掘り出しては抜けている個所に植えていくという、地道な作業です。蒸し暑い中の作業は体にこたえます。
そんな時には、ここの畑で穫れた赤シソのジュース。体に染み渡ります。
お昼はとよぽんママ手作り弁当。
これで午後もがんばれました。
その結果が下の写真。144ヶ所に補植した後、使っていなかった場所にも余った補植用の苗をきちんと並べて移植し、畑にしてくれました。
今回蒸し暑い中頑張ってくれたのは、このメンバーと、写真を撮っているとよぽん。
ホントにホントに、お疲れさまでした!
そうそう、今年の田んぼにはなぜかタニシがいっぱい。このタニシ、山梨県では「つぼ」と呼ばれていて、食べるらしいですよ。旬は秋で、稲刈り後の田んぼで採り、泥抜きをしてから料理するそう。興味のある方は、田植え後に採ってくださいね。
最後に、補植の作業後にはじゃがいも掘りもしましたよ。ピーマンとミニトマトも収穫できました。
8月以降の活動については、現在色々検討中ですので、皆さんにご案内できるのはもう少し先になりそうです。待っていてくださいね。
8月1日(土) 草取り、あけぼの大豆畑の土寄せ
関東・甲信地方の長ーい梅雨が明けたこの日、田んぼの草取りとあけぼの大豆畑の土寄せをおこないました。
梅雨明けの田んぼは稲の緑が“映え”ます。
田んぼはちょうど『土用干し』中で水を抜いていました。水草がいっぱいですが、これはそんなに気にすることがない草です。
草取りは少しやってみたものの、雑草が抜きにくく、育ったひえを抜くと土もごっそりついてくるので、一番上の半分くらいで終わりにしました。
あけぼの大豆は、長くて雨が多い梅雨で生育が心配されましたが、元気に育ったいました。
上の写真、奥は補植用に間隔をつめてまいたものですが、なぜかそちらの方が元気よく大きくなっています。競い合って大きくなっているようですね。
この日の作業は、そんな大豆畑の土寄せがメインとなりました。和田さんが土寄せ機で3枚の畑をきれいにしてくれました。上が土寄せ前、下が土寄せ後です。
こちらは、前回(7/11)に補植用の苗を植え替えた畑。間隔が狭いので機械ではできず、クワを使って人力でやりました。
土寄せの様子はこんな感じです。腰にきた人、暑さで疲れた人、みんながんばってくれました。
作業を終えてのお弁当は、大島の直売所のおばちゃん達手作り弁当。いつもながらの美味しさでした。
田んぼのそばには夏のお花たちが咲いていましたよ。
次回は2週間後の草取り。もっと暑くなってると思いますが、収穫までの約2ヶ月、がんばりたいと思います。
8月22日(土) 草取り
真夏の強い日差しの下、草取りをおこないました。
しばらく雨が降っていない現地は、カラッカラの状態ですが、川の水はきれいに澄んでいました。
この日から、なんと、会員さんの参加が復活。3名の方が早速参加してくれました。
ということで、久しぶりの朝礼です。
稲は順調に成長していますが、水路に近い場所は生育が悪く、まだ穂が出ていないものもあります。
そして、この『ひえ』の多さ。あれだけがんばって草取りをしたのに「なんで?」という状況です。
稲は穂が出ているものは花が咲いており、そこには入っていくことができず、ひえを抜くこともできません。
この日は主にあけぼの大豆畑の草取りになりました。
ここ最近の暑さと降水不足であけぼの大豆の状態を心配していましたが、土は乾燥していてもがんばって育ってくれています。
そして、中にはかわいい花が咲きかけているものもありましたよ。
久々に参加の会員の皆さんは、厳しい暑さの中、汗をかきかき頑張ってくれていました。右下は、今年の様子をドローン撮影することを提案してくれたドローンパイロットの川島さんです。
例年の様子とは違う田んぼの様子をドローンで撮影してくれました。
ランチタイムは、大島直売所のお弁当です。いつもながら美味しかったです。
そして、とよぽんママデザートは『ミニチーズケーキ』。これがまた美味しくてたまりません。
美味しいお弁当とデザートを食べて、午後も1時間ほど作業を頑張り、雲行きが怪しくなってきたこともあって終了。
作業終了後にはとよぽんママが持ってきてくれたスイカです。
暑い中での作業後に食べるスイカは最高でした!
そうそう、今回田んぼで見かけた虫さん達も紹介しておきますね。アマガエル、トノサマガエル(またはダルマガエ)、イナゴ、トノサマバッタ(?)です。トンボもたくさん飛んでいましたよ。
今回参加の皆さんはこちら。ソーシャルディスタンスを考えると集合写真が撮れないので、全員の写真を集めてみました。
今年初めて会員さんにも参加していただき、田んぼが少し賑わいを取り戻しました。スタッフとしてはとても感慨深い一日になりました。
次回9月は例年なら稲刈りですが、農林22号しか植えていない今年は、最後の草取りになります。
コロナの状況が好転していることを願っています。
9月19日(土) 草取り
元々の予定ではひとめぼれともち米の稲刈りだったこの日、今年は農林22号の最後の草取りです。
稲はかなり黄金色になり、秋らしくなってきました。
水路から水が流れ込む場所は、まだ緑色の稲もありますが、2週間後の稲刈りはなんとか大丈夫でしょう。
今回の草取りは大きく育った『ひえ』を徹底的に抜いていくのが目的。下の写真のように、稲よりも背が高いものがたくさんありました。そして、すでに枯れ始めていて、抜く時に種がパラパラ落ちるものが・・・。このままだと来年もひえとの戦いになりそうです。
こちらはあけぼの大豆。前回花が咲いていましたが、今回は更に生育が進んですでに実がなっていました。まだまだ膨らんでいませんが、約一ヶ月後の枝豆収穫が楽しみです。
さて、そんな状況の中、まずは朝礼からスタート。今回も今年初参加の会員さんが3組です。
作業は3班に分かれての実施です。田んぼのひえ抜き、畑の草刈り、あけぼの大豆畑の草取り。写真はありませんが、坂本さん、中ちゃん、ぞのさんは、午前中昨年のあけぼの大豆畑の草刈りをがんばってくれました。
こちらは田んぼのひえ抜き隊。すぐにひえの束ができるくらい、すごい量でした。
田んぼの横にはひえの山がいっぱいできたくらい、すごい量のひえが「収穫」できましたよ。
さて、今回の田んぼ飯は、大島直売所のおばちゃん手作り弁当です。お漬物やデザートもあって豪華でしょ?写真は、会員の正木さんから提供していただきました。
こちらはとよぽんママデザートの抹茶ゼリー。小豆と栗が入っていて、めっちゃ美味しかったです。
そうそう、今回は今年初めて田んぼに子ども達がきてくれました。兄妹で一日中楽しそうに遊んでいて、田んぼの雰囲気を和やかにしてくれていました。
そんな子ども達のお目当てでもある虫たち。今回はカマキリも登場です。赤とんぼは今年初登場かな?
今回参加の皆さんはこちら。ソーシャルディスタンスをとりながら、なんとか集合写真を撮ってみました。撮影の間だけマスクを外してハイポーズ!
今年初めて子どもも参加してくれて、更に明るい雰囲気になった田んぼの一日でした。
次回は10月3日の稲刈りです。なんとか今年も収穫の時を迎えることができそうです。
10月3日(土) 稲刈り
いよいよやってきました稲刈り!
今年はコロナウィルス感染症の影響で、一時は活動停止の可能性がありましたが、なんとか続けてこの日を迎えることができました。
田んぼはきれいな黄金色。天気は雲が多いながらも晴天に恵まれました。数年ぶりに足元もぬかるんでいない田んぼでの稲刈りです。
反対側から撮るとこんな感じです。逆光になりますが、稲穂の色が少し濃く見えます。
穂はこれだけ垂れて、お米がしっかり入っているのがわかります。
作業開始前に、まずは皆が田んぼに散らばり、ドローンで撮影です。
この日が今年初の田んぼになったのは、丸さんと正木さんの奥様。マスクでわかりにくですが、満面の笑みを浮かべています。
親子参加は今回も遊佐さんのみ。親子で稲刈り機にも挑戦してくれました。
いつものもんぺシスターズ。とよぽんは稲刈り機を楽しそうに操っていました。ゆりこさんとまさこさんも大活躍です。
その他の男子はこちら。今年80歳になられた修身さんも元気な笑顔を見せてくださいました。
田んぼは3枚とは言え、午前中では終わりません。あっという間にお昼を迎えてお弁当。
今回は、久々の田中屋さん特製弁当です。新しい板長さんが腕をふるってくださった、とても美味しいお弁当でした。
なんと、たった一人前にも関わらず、子ども用にも用意してくださいましたよ。「そっちがいい!」っていう大人がいるくらい、素敵なお子様弁当でした。
そして、デザートはとよぽんママ特製のぶどうゼリー。大粒のぶどうが2つも入って、めちゃくちゃ美味しかったです。
美味しいお弁当とデザートで元気復活し、午後もパワー全開。刈り取った後の田んぼに“うし”を立てて、はざがけ中心の作業となりました。
稲刈り終了後の田んぼはこんな感じ。“うし”は全部で5台。例年は上部にも掛けるところを、下だけにしての5台です。今年もこの光景が見れて、本当によかったです。
さて、ここでこの日見られた生き物たちをご紹介。とんぼやバッタはお馴染みですが、招かれざる客のヘビも出現。かわいらしい小さいヘビでしたが、たぶん猛毒をもつヤマカガシ。坂本さんが捕まえて柵の外に出してくれました。他にはちょっと変わったクモもいました。
さて、来週枝豆の収穫を迎えるあけぼの大豆ですが、畑の様子はこんな感じになっています。
今年は生育が少し遅れているようで、まだふくらみが足りない状態。あと2週間でパンパンになってくれることを祈ります。
野菜を育てている方の畑では、来週収穫予定のさつまいもを少し掘ってみました。結構たくさんできていて、こちらも来週の本格的な収穫が楽しみです。
今年の稲刈りに参加してくれたメンバーはこちらの15人とドローンパイロット川島さん。うしと一緒に記念撮影です。
ドローンでも撮影。上空からの写真は楽しいですね。
この日が迎えられるかどうかが不透明なスタートの今年でしたが、地元の方々や会員の方々の支援によってなんとか収穫までこぎつけ、感慨深い一日となりました。
次回は10月17日の脱穀、そしてあけぼの大豆の枝豆収穫です。楽しい一日になることを願っています。
10月17日(土) 脱穀、あけぼの大豆の枝豆収穫
前回稲刈りをして干した稲の脱穀の日。
ここ数年、この時期に雨に降られることが多いのですが、今年もやられました。
朝からの雨。しかも強めの雨です。
いつもの場所からも身延山がまったく写らない程の雨雲。
うしには修身さんと奥様がていねいにブルーシートを掛けてくださっていました。
そのおかげで、稲は乾いたまま、まったく濡れていませんでした。
でも、雨の中ではさすがに脱穀はできません。
ということで、この日はこちら。
青々と立派に育ったあけぼの大豆の枝豆の収穫です。
前回まだまだふくらみが足りなかったのに、2週間でぷくぷくにふくらんでいます。
雨の中カッパを着て枝豆収穫開始です。
大きく、そしてたくさん枝分かれして、実ができるだけいっぱいの株を探して引っこ抜いていきます。
みんな次々に大きな株を抜いていきました。
大きさコンテスト・・・は行っていませんが、誰のが一番大きかったかな?
抜いた株を並べるとこんな感じ。いっぱい実がついているのがわかります。
枝豆収穫の後はお弁当です。この日も田中屋さんのめちゃウマ特製弁当です。ごはんはあけぼの大豆の枝豆ごはんでした。
そして、とよぽんママデザートはイチジクのババロア。これも最高に美味しかったですよ。
大満足のランチタイムの後は、雨が降り続く中さつまいも掘りです。
今年初参加のゆいちゃん。まさに「芋づる式」にさつまいもゲットです。
みんなで泥んこになりながら、たくさん収穫できました。こちらはその一部です。
大雨ということもあり、集合写真はありませんが、今年最多の20名で賑わった田んぼは、雨にも負けず沢山の収穫と笑顔いっぱいの一日となりました。
現地参加してくださった皆さん、そして気持ちで参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
なお、この日は脱穀ができませんでしたが、スタッフ数名で晴れた翌日に脱穀をしてきました。
収穫量は158.6kg。昨年の3分の1にも満たない量ですが、コロナ渦で活動自体が危ぶまれた今年だけに、収穫の喜びは3倍くらいあるかもしれません。
次回11月7日はスタッフでこのお米を仕分けし、会員の方には精米したものをお送りしますので、楽しみに待っててくださいね。(今年の収穫祭は中止となります)
11月7日(土) お米の仕分け、味噌の蔵出し
例年、11月最初の土曜日は収穫祭。田んぼでできたもち米を使ってお餅つきをする日です。
しかしながら、今年はそのもち米もなく、公民館も使えないということで収穫祭は中止。
スタッフだけでお米を仕分けして、会員の皆様に発送するという日になりました。
今年はみんなで味噌作りができなかったため、味噌の蔵出しも無し・・・ではなく、とよぽんママとまさこさんが丹精込めて仕込んでくれたお味噌の蔵出しをしました。
いつもの大きな味噌樽ではありませんが、二人で仕込んでくれた味噌はいい色になっていて、とても美味しそうでした。
男性陣は、お米を精米所まで運んで精米し、蔵に戻って仕分けと発送の準備をしました。
今回、私つっつんもずっと作業をしていたので、写真はこの2枚。
作業後は久々の珈琲たいむを皆で楽しみました。
次回は11月21日にあけぼの大豆の刈り取りと天日干しをする予定でしたが、大豆がまだまだ枯れてきておらず、この日は田んぼと畑のお片付け&耕運をすることになります。
大豆の刈り取りは、12月5日に実施します。
今年の活動は残り2回。その2回も楽しく作業したいと思います。
翌日…
会員の方々から嬉しいメッセージが届きました。
御礼文、スタッフの皆様の言葉にジーンときました。普通に作業できる日々が、戻りますように。
お米届きました。ありがとうございます。これから、ありがたく頂きます。家族全員でレターを読んでしみじみ、ぐっときました。
何もお手伝いしないで いただくばかりです。来年はお手伝いに行きたいです。
お味噌もご注文いただいた方からは、写真も添えられていました。
前日にとよぽんママとまさこさんが作ってくれたお餅も入れていたので、それも含めて喜んでいただけたようです。
皆さん少ないお米にもかかわらず、温かいメッセージをいただきありがとうございました。来年は一緒に美味しいお米を作りましょうね!
11月21日(土) 田んぼの片付け、耕運、しめ縄作り
11月21日、雲ひとつない快晴の空の下、田んぼの耕運やしめ縄の準備・作成をしました。
この日は上の写真のような青空が一日中広がっていて、今年の田んぼできずなづくり一番のお天気でした。
元々この日に刈り取り予定だったあけぼの大豆は、まだこんな感じです。緑の葉っぱが残っていて枯れておらず、まだ大豆も枝豆で食べられるものがたくさんありました。
そんな中でもかなり枯れている株もあり、さやを開けると丸く固くなったかわいい乾燥大豆が入っていました。
さて、作業の方はいつも通り朝礼から始まります。
主な作業ひとつめは田んぼの耕運。管理機と呼ばれる機械で田んぼを耕していきます。小さい管理機は、藁を巻き込んでしまったり、ちょっと大変でした。
今年初参加で、この日唯一の子どもメンバー大ちゃんも小型の管理機初挑戦です。小学4年生とは思えない機械さばきでがんばっていましたよ。
2つ目の作業はしめ縄用のわらの掃除です。
ちょっとおしゃべりもしながら、楽しく作業しました。
あっという間にお昼の時間になり、田中屋旅館さんの豪華お弁当の時間。おかずの種類が豊富でボリューム満点。和食好きの大ちゃんも「美味しい!料理長さんすごい!」と言いながら嬉しそうに食べていましたよ。
デザートはとよぽんママが用意してくれた2種類の柿とりんごです。めっちゃ甘くて美味しくて、お腹いっぱいでもペロッと食べちゃいました(笑)
お弁当とデザートでお腹いっぱいになり、ちょっとゆっくりしていると、働き者の和田さんと大ちゃんが早くも作業再開。
午後はわらやあけぼの大豆の枝豆収穫後の残骸を燃やす作業です。大きなバーナーを初めて使った照ちゃんは、楽しそうに燃やしていました。
一方、東屋ではまさこ先生によるしめ縄作り教室開催です。5名の方がしめ縄作りに励んでいました。
完成したしめ縄を持って、ハイポーズ!
その後、まだ枝豆で食べられるあけぼの大豆をそれぞれが収穫。“黄金の枝豆”と呼ばれる完熟枝豆をゲットです。
午後3時頃には予定していた作業が終了。今年初の田んぼコーヒーでホッとひと息つきました。
今回参加してくれたメンバーはこちら(+お昼に所用で帰ったさいとうさん)。
みなさんお疲れさまでした。
次回は12月5日の大豆の刈り取りです。まだ緑が残っていましたが、2週間で枯れてくれることを祈っています!
12月5日(土) あけぼの大豆の刈り取り、天日干し
12月5日、あけぼの大豆の刈り取りと天日干しをおこないました。
身延は前日少し雨が降ったようで、朝は雲が多め。でも、その後は晴れてくれました。
大豆畑の様子はこんな感じ。まだ葉が残っている株が多く、若干緑の葉っぱもあったりして、乾燥が十分ではない状態。ただ、下の右の写真のように枯れていい感じになっているものもありました。
まずは草刈り機を使って根元を「チュイン」と刈っていきます。今年はたくさんあって大変。
草刈り機は3台しかないので、その他のメンバーは“干し台”を組み立て。ここ何年かは、地面に立てて並べていましたが、今年はより乾きやすいようにネットを張った上に乗せて干すことにしました。
たくさん乗せると重みでたわむので、しっかりとネットを張っていきます。
干し台が完成してどんどん干している間にお昼のチャイム。今回も田中屋さん特製のお弁当です。
ボリューム満点のお弁当で午後もがんばれました。
午後には、前回しめ縄作りができなかったメンバーと、もう一つ作りたいというメンバーでしめ縄作りも。
かわいいしめ縄ができました。
こちらは全部のあけぼの大豆を干し終えた干し台。ネットが結構たわんでいて、その量の多さがよくわかります。
今回参加のメンバーはこちらの皆さん。とよぽん不在の中、連係プレーでなんとか大量の大豆を干し切りました!
みなさんホントにホントにお疲れさまでした。
今回干した大豆は、年内に脱硫をして大豆だけを取り出しますが、皆さんとの活動は今回で終了となります。
コロナ禍ということで、毎年恒例の望年会ができず、寂しい一年の締めくくりとなりました。
来年は、以前のように皆さんと一緒に農作業ができることを切に願っています。
12月22日(火) あけぼの大豆の脱粒
12月22日、5日刈り取って天日干しにしていたあけぼの大豆の脱粒をおこないました。
この日の身延は抜けるような青空が広がりました。
刈り取り以降ずっと晴れ続きで、朝は連日氷点下の冷え込みだったこともあり、大豆はかなり乾いてくれていました。
この枯れて乾いた大豆をこの“脱粒機”にかけていきます。お米などを脱穀する機械と似ていますね。
天日干しにした大豆を運んでどんどん脱粒していきます。連係プレーです。
脱粒された大豆はこんな感じ。よく見る大豆ですが、あけぼの大豆はやはり粒が大きい!
こちらは作業中のひとコマです。
お昼はゆりこさんとまさこさんが用意してくれた豚汁とあったかごはんにたくさんのおかず。めっちゃ美味しくて、お腹いっぱいになりました。
ソーシャルディスタンスを取りながらの食事風景。
午後は脱粒の残りと、脱粒後の残骸を燃やす作業です。“火遊び”は楽しいもんです。
最後に、大豆は蔵に運んでシートの上に広げ、しばらく干しておきます。
こうしてしばらく干した後、最後は選別機にかけて大きさ別に分別します。
今回の作業は平日にも関わらず8名が集まってくれました。おかげで大量の大豆の脱粒と、干し台の片付けまですべて終えることができました。
参加の皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。