2月26日(土) あけぼの大豆の味噌仕込み
2/26にお借りしている古民家にてあけぼの大豆の味噌仕込みを行いました。
私たち田んぼできずなづくりでは、身延町から購入した「あけぼの大豆」の種大豆を、栽培期間中は農薬を全く使わず育てています。
2021年6月に種を蒔き、12月に大豆として収穫をして1月に選別をしました。2月の寒い時期に味噌仕込みを毎年しています。
作った味噌は会員内でお分けしています。まさに“手前味噌”です。
使う材料はあけぼの大豆・こうじ(米、麦)・塩の3点のみです。
麹(こうじ)は山梨県甲府市の「五味醤油」さんの生こうじを使っています。
新型コロナウィルスが日本に上陸した2020年2月以前は、同じ身延町内の豊岡小学校(廃校)に作られている味噌加工施設にて味噌仕込みをさせていただいていました。
2020年2月、予定していた味噌仕込みはできませんでした。
私たちのメンバーは首都圏に暮らしている人が多いので、「施設を使うことをできれば遠慮してほしい」と言うニュアンスを受け取ったからです。
山梨県に住むメンバーだけで味噌仕込みをすることも考えましたが、同じ山梨県内からであっても私たちがその施設を借りることで地元の皆さまに万が一のことが起きてはいけないと思い、2020年、2021年の味噌仕込みは各自の自宅で行ったり、メンバーが多めに仕込んだりしました。
今年は身延町でお借りしている古民家で味噌仕込みを行いました。
この日のために大鍋を探すところから始めました。
換気やマスクなどのコロナの感染対策をしっかりと行い、その上で厚生労働省の「味噌製造のための衛生管理基準-HACCP方式への対応」に準じた形で味噌仕込みをおこないました。
本来であれば、味噌は発酵食品ですので、手袋などをせずみんなの手付け菌を入れた味噌仕込みができたらいいなと思いますが、今はそうもいきませんね。
仕込んだ味噌はその古民家の味噌蔵に置かせていただいています。
味噌が出来上がるのは、夏を超えた秋。11月に蔵出しをする予定です。
あけぼの大豆の手作り味噌は一度食べたらなかなか他のお味噌は食べれなくなる美味しさなので、毎年このお味噌が作れることに感謝です。
風土人代表 豊田有希
左:2/24の夕方に水に浸けたばかりのあけぼの大豆
右:2/25の夕方のあけぼの大豆(水を吸って大きくなってる!)
大きな寸胴鍋2つと少し小さい鍋に分けて煮ました。
煮ていると出てくる灰汁(アク)。大豆の灰汁はポリフェノールが含まれた体に良い灰汁です。美味しいんですよ~
この日のお弁当は、山梨県市川三郷町でキッチンカーを営んでいる方にお願いしました。美味しかったですよ~
参加メンバーはこの13人。密にならないようにチーム分けしての作業でした。
3月26日(土) 水路掃除、肥料まき、じゃがいも植えつけ
今年の田んぼの最初の活動です。がっつり系作業の水路掃除、田畑への肥料まき、そしてじゃがいもの種イモの植え付けです。
天気予報では昼頃から大雨。朝からどんよりとした曇り空でした。
地元の千頭和さんがトラクターを貸してくださるついでに一番上の田んぼを耕運してくださいました。元気な姿を見ることができて、スタッフ一同嬉しかったです。
朝早くから修身さんも姿を見せてくれて、水路掃除も手伝ってくださいました。ついでに女性陣と一緒に記念写真です。
作業は3チーム(耕運、肥料まき&水路掃除、じゃがいも植えつけ)に分かれて、ほぼ休憩なしで12時半まで。下の方の田んぼの耕運が少し残ったものの、雨が本格的に降り出す前に主だった作業は完了です。
こちらは耕運チームの和田さん、とよぽん。写真はありませんが坂本さんがトラクターを操ってくれました。
肥料まきと水路掃除のチームは齋藤さん、中ちゃん、ぞのさん、つっつんの4名。肥料をまいた後水路に移動して、重労働をがんばりました。
水路は下の写真の通り、10cm以上溜まった土砂を数十mにわたってかき出しましたよ。これで今年の田んぼにも水が届くようになります。
じゃがいもチームは、ゆりこさん、まさこさん、かおるさん、そして会員で唯一人参加の照ちゃん。たくさんの種イモを植えてくれました。7月の芋掘りが楽しみですね。
大半の作業を終えてお昼休憩に入ったところで雨が本降りになってきましたが、東屋の屋根の下で昼食です。大島のおばちゃん手作り弁当と、差し入れのお菓子で充実したランチタイムになりました。
とよぽんママデザートは、なんといちご大福。手作りと知らずに食べた時、あまりの美味しさにどこの店で売ってるか聞きたいと思ったくらいのクオリティ。感激の美味しさでした。
お昼休憩の後、雨が本降りになっていたので作業は中止。お片付けをして終了となりました。
この日はあいにくの天気でしたが、田んぼの周りは春らしさ全開で、色んな花が咲いていましたよ。
そして、生き物はこれからといった感じでしたが、土の中には幼虫がいたり、水路にカエルの卵があったりで、賑やかな季節へと向かってることが感じられます。
この日の様子は、スタッフぞのさんがショートムービーにまとめてくれていますので、ぜひご覧ください。
さて、次回の活動は4月23日(土)のもみまきになります。とてもとても重要な作業ですが、楽しい作業でもあるので、ぜひお越しくださいね。
また皆さんに田んぼで会える日を楽しみにしています。
4月23日(土) もみまき、苗代づくり
田んぼのもっとも重要な作業とも言うべき苗づくり。この日はもみまきをおこないました。
9時前からスタッフと参加者が徐々に集まり、到着したらすぐに準備を始めていきます。
こちらはこの日の作業の手順書。スタッフ手作りの田んぼ脇に設置する予定のベンチに置いてみました。
今年のもみまきで作る苗床は全部で50枚。3品種あるので、間違えないように育苗箱に品種名を描いたテープを貼っておきます。
参加者が全員揃って準備がひと段落ついたところで朝礼です。説明員はわたくしつっつん。
ひととおり手順を説明しました。
苗づくりにご協力いただく地元の司さん、そして、今回が田んぼできずな初参加の鳥ちゃんにも挨拶していただきました。
朝礼が終わると、早速作業開始です。もう13年目ともなると慣れたものですが、年に一回の作業だけに、思い出しながらの作業です。特に苗床1枚に播くもみの量は・・・ということで、地元の司さんにお聞きして1.8合に決定。ただし、ひとめぼれは量的にそれでは足りないので、1.5合にしました。
育苗箱に培土を入れて平らにならし、上から押して苗床を作っていきます。
土に水を吸わせたら、みんなでもみを播いていきます。
4連の枠を使うと、一気に4枚の苗床にもみを播けます。一番きれいに播けてるのは誰でしょうか?なんて競うわけではありませんが、丁寧に均等に播いていきます。
育苗箱に土を入れる人、それをならす人、もみを播く人、その上から土をかける人、みんなが自然に分担して、交代しながらやっていきました。
50枚すべての苗床が完成したところでお昼ごはんです。
この日は田中屋旅館さんのお弁当!
たけのこごはんに、たくさんの種類のおかずたち。どれもとっても美味しかったですよ。
そして、とよぽんママデザートはイチゴのババロア。こちらもチョー美味しかったです。
午後は、完成した苗床50枚の苗を育てる苗代づくりです。
今年も司さんのお宅の畑でお田植えまでお世話になります。
50枚の苗床をきれいにならべ、トンネル支柱を立てます。
今年からは2週間後に一旦シルバーポリを開ける際に鳥についばまれないよう、防鳥ネットを張りました。
その上から“魔法のシート”のシルバーポリをかけます。
シルバーポリの上からトンネル支柱で押さえて、風で飛ばされないようにし、シルバーポリの周囲に土をかけて空気が入らないようにして完成です。
5月21日のお田植えまで、ここで元気に苗が育ってくれることを祈っててくださいね。
この日の様子もスタッフぞのさんがショートムービーにまとめてくれていますので、ぜひご覧ください。
次回の活動は5月14日(土)の代かきになります。お田植えのために田んぼの底をきれいにならす作業です。その一週間後にはいよいよお田植えとなります。皆さん、ぜひ参加してくださいね。
それでは田んぼで会いましょう!
5月14日(土) 代かき
雨上がりのこの日、稲の苗が植えられるように田んぼを整備する代かきをおこないました。
ずっと雨予報が出ていたものの、2~3日前から少し良い方向に変わり、当日にスタッフが到着した頃には雨は上がっていました。身延山はほんの少ししか見えていませんでしたが、作業にはなんの問題もありません。
我々の田んぼの先生 修身さんも朝から顔を出して笑顔を見せてくれました。
作業は水の入った田んぼをトラクターや耕運機で耕運し、トンボを使って底を平らにならす、といったものです。乗用のトラクターは、スタッフ坂本さんが操ります。
そして、管理機と小型の耕運機も使って、同時進行で代かきを進めていきます。
機械で全体をやわらかくドロドロにした後は、トンボをかけて全体を平らにしていきます。グラウンドでのトンボがけよりも難しく、しんどい作業です。
修身さんも午前中一生懸命に手伝ってくださっていました。
一方、畑の方ではさつまいもの植え付けです。
ゴールデンウィークに坂本さんが畝立てとマルチ張りをしてくれていたところに、さつまいもを植えました。秋にたくさん掘れるといいですね~
畑の作業ではスナップエンドウやトマトの手入れもしたんですが、スナップエンドウはすでにいくつか実をつけていましたよ。大きくなっていたものは収穫して、お弁当の時に茹でていただきました。
この日のお弁当は大島の直売所のおばちゃん手作り弁当で、そこに茹でたスナップエンドウをちょい足しです。
この日のデザートはパイナップル、そしてとよぽんママお手製の「抹茶の寒天 小豆のせ あけぼの大豆きな粉がけ」です。きな粉は、昨年収穫したあけぼの大豆を炒って作ったもので、大豆の香りがすばらしくて美味しかったですよ。
美味しいお弁当とデザートで満足した後、代かきの続きをおこなっていい感じに仕上がりました。手前の方は、にごって底の状態がわかりませんが(笑)
代かき後に濁りが無くなった田んぼでは、こんな光景も見られましたよ。底にお絵かきをしているのは、なんとミミズです。這い回った後が何かの模様のようで面白いですね。
この日のもう一つの作業は、藍の苗の定植です。
スタッフつっつんが自宅で育ててきた藍の苗を、植えました。
植え終わった後には水をしっかりまいて、しっかり根付いて育ってくれることを祈りました。
夏場に藍染ができますように!
この日の参加メンバーはこちらの9名です。お昼まででお帰りになった修身さんと一緒に記念撮影です。会員さんで唯一人参加の鳥ちゃんがトラクターに座った姿が様になっていますね。
そうそう、すべての作業と珈琲タイムを終えて解散した後、苗のお世話をお願いしている地元の司さん宅にお邪魔し、苗の様子を見せていただきました。
昨年は生育不良があって少し心配していましたが、今年は順調に育っていました。モフモフ状態です。
あと1週間で、お田植えに最適な大きさになってくれそうですので、参加予定の方は楽しみにしていてくださいね。
この日の動画もショートムービーにして公開しています。ぜひご覧になってみてください。
さてさて、次回はいよいよ5月21日(土)のお田植えです。コロナの影響で一昨年と昨年はスタッフのみで実施しましたが、今年は会員の方や体験の方にお越しいただき、賑やかな一日になりそうです。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
5月21日(土) お田植え
今年もこの日がやってきました。春の一大イベント“お田植え”です。
前日からスタッフ4名が現地入りして、お田植え前の代かきを実施し、田んぼの中に芽を出し始めた雑草を退治して、お田植えの準備は整いましたが、まさかの明け方からの雨。当日の準備は小雨の降る中での作業となりました。
スタッフが準備を進めているうちに雨は徐々に弱まり、身延山も顔を出してくれました。
地元の方に面倒を見ていただいていた苗は、ご覧の通り立派に育ち、かなりの出来の良さです。
今年は3年ぶりにスタッフ以外の方(会員さん、体験参加者)を招いてのお田植え。シンボルの岩の上には上りも立てました。
早めに到着したメンバーは、田植え機での作業を開始したり、藍の苗を植える作業をしながら、その時を待ちます。
集合時刻の10時になったので、まずは朝礼。この時には雨は上がっていました。
約40名という、久々の大勢での朝礼。コロナの影響で2年続けてスタッフだけでのお田植えだっただけに、この光景だけでスタッフのテンションは上がります。
早くから来てくださっていた“田んぼの先生”修身さんも嬉しそうでしたよ。ステキな笑顔ですよね!
朝礼では初めての試みとしてラジオ体操をやってみました。写真ではわかりませんが、この時流していた“ラジオ体操第1”は、なんと甲州弁バージョン。山梨ならではの雰囲気が出てよかったですよ~ →甲州弁ラジオ体操第1(YouTube)
ラジオ体操を終えた後は、初めての方に手ほどきをおこない、早速お田植え開始です。
ずらりと並んで一斉に植えていく光景は3年ぶり。ファインダー越しに見ながら、つい涙が・・・というのは冗談ですが、とっても嬉しかったです。
お田植えの経験がまったく無い方、ここでのお田植えが初めての方、3年前にも来てくださった方、みんなみんな素敵な笑顔を見せてくれました。
お昼ごはん前に田んぼ1枚を植えきり、「植えきったどー!」のポーズ。達成感いっぱいです!!
ということで、ここでランチタイム。身延駅近くの洋食屋さん『峠のレストラン Le Queon(ル・クオン)』さんのハンバーグ弁当です。今回初めて注文したんですが、大きなハンバーグがとっても美味しいお弁当でした。なお、右上のゼリーはとよぽんママデザートのみかんゼリーで、子ども向けはメロンゼリーでした。こちらもチョー美味しかったですよ。
お腹いっぱいになって一休みしていると、一人の若者が法被(はっぴ)を着て登場。彼は田んぼ近くの古民家に住む岩手県出身の若者で、この日31歳の誕生日を迎えた“えんちゃん”です。八木節の唄に合わせて踊りを披露してくれました。
続いて、今度はスタッフから子ども達に向けた“生きものクイズ”の時間です。さいとうさんが用意した問題を子ども達が一生懸命考えて答えてくれていました。
生きものと言えば、この日は初めて見かける虫が登場しました。アカハネムシという甲虫です。毒を持つベニボタルに擬態することで身を守っているらしいですよ。
生きものに関係するこんなものも発見しました。下の写真は、割れたクルミですが、割れ方がちょっと違ってますよね。右の穴が開いたようなものはネズミが割ったもの、左はリスがきれいに2つに割ったものらしいです。会員さんの奥様(リケジョさん)が見つけて教えてくれました。いやー、勉強になりますね。っていうか、次回のクイズに使えるかな~
さてさて、午後のお田植えは子ども達の出番です。もち米用の小さい田んぼを“子ども田んぼ”として、子ども達中心に植えてもらいました。
いつも虫探しに夢中になっている子ども達もがんばって植えてくれましたよ。頼もしいですね~
みんなで植えた田んぼは大小2枚でしたが、他の田んぼはスタッフの和田さんとまさきんぐが中心に頑張ってくれました。
こうしてお田植えが無事終わった田んぼは、うっすらと緑色に染まりました。これからこの緑がどんどん濃くなっていく姿が楽しみですね。
今回は最後に集合写真ではなく、お田植え中の「ハイ!ポーズ」写真を載せておきますね。
この日の様子はショートムービーでも紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。
翌週からは6週間連続の“草取り強化期間”が始まります。スタッフがローテーションを組んで実施しますが、興味のある方は参加してみてくださいね~
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
5月28日(土) 草取り 第1回
先週のお田植えから1週間。早速草取り強化期間がスタートしました。
前日の大雨から一転、身延は抜けるような青空が広がりました。
初回のこの日の担当は中ちゃんとゾノさん。そこに坂本さんとまさきんぐ夫妻も応援に駆け付けての作業です。
先週植えた苗はこんな感じ。こちらは“ひとめぼれ”です。
農林22号はこちらで、右の写真を見るとしっかり根を張って立ってる感じがします。
“子ども田んぼ”のもち米はこちら。まっすぐになっていない部分もありますが、しっかり根付いていますよ。
そして、早速こんな生きものたちも観察できました。カエルの卵、そしてすでに卵からふ化したオタマジャクシたち。まだまだ小さくてかわいいもんです。
一回目のチェーン除草は、苗が抜けてしまわないか心配なんですが、導入から4年目ともなると、思い切ってズリズリやっていきます。
ズリズリやった結果、こんな風に倒れてしまう稲もありますが、稲はこれくらいではへこたれず、ちゃんと起き上がってくれるんです。
チェーン除草の効果としてはこんな感じ。雑草が抜けて浮いているのがわかりますよね。
全体を見るとそれ程倒れていないのもわかります。頑張って育ってほしいですね。
チェーン除草の後は、苗が植わっていない箇所に補植をしたり、藍の畑に追加の苗を定植したり。少人数でいっぱい働いてくれました。
雨上がりの好天で暑くなる中、参加の皆さんお疲れ様でした。
“草取り強化期間”は来週以降もまだまだ続きます。
6月4日、18日、7月2日は、草取り以外の作業もあって人手が多めに必要ですので、興味のある方はぜひご参加ください。→草取り強化期間ご案内
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
6月4日(土) 草取り 第2回
お田植えから2週間経ったこの日は、草取り2回目です。
前週に続いて朝から素晴らしい好天の身延です。
田んぼはまた緑が濃くなり、苗も成長してしっかりしてきました。
この日は参加者がスタッフ4名のみという少人数。でも、作業は盛りだくさんです。
まずはチェーン除草から。スタッフの和田さんと丸ちゃんがかなり頑張ってくれました。
苗がだいぶしっかりしてきたので、チェーン除草後もあまり倒れたものはなく、しっかり立っていましたよ。
チェーン除草を1時間弱で終え、次は液肥まき。参加したことがある人はわかると思いますが、魚系の臭いあれです。臭いんですが、すごい肥料なんですよ。
これを水で薄めて田んぼにまんべんなくまいていきます。
液肥まきを終えるとちょうどお昼の時間になったので、ランチタイムです。
4人だけだったのでお弁当は取らず、つっつんが前日に家で仕込んできたハヤシライスです。ご飯は今年の田んぼのお米・・・なわけはなく、“サトウのごはん”を熱湯で温めたものにしました。
昼食の準備中には、和田さんと丸ちゃんが東屋のテーブルを一旦移動した後、砂利を運んできて地面にまいたり、時間を惜しんで作業してくれました。
昼食後は農林22号の補植です。抜けていたりダメになっている箇所に補植用の苗を植えました。
下の写真は補植を終えた田んぼ。大小3枚の田んぼの補植をしました。
液肥まきと補植をしている間、坂本さんはずっと一番下の大豆畑の耕運です。作業中の写真はありませんが、耕運後のきれいになった畑はこちら。
大豆は畝を立てずに植えるため、全体を平らにする必要があるんですが、管理機でこの作業をするのはちょっと難しく、時間もかかる作業です。坂本さんの腕が光ります。
他にも東屋の草取り(午後に丸ちゃんの奥様忍ちゃんが手伝いにきてくれました)や、藍の畑の草取りなんかもあって、かなり盛りだくさんな一日になりました。
“草取り強化期間”は7月2日まで毎週続きます。6月18日と7月2日は、草取り以外の作業もあって人手が多めに必要ですので、お手伝いに来ていただけると助かります。→草取り強化期間ご案内
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
6月11日(土) 草取り 第3回
お田植え翌週から始まった“草取り強化期間”はこの日で3回目、ちょうど折り返し点まできました。
この日はスタッフ3名に加え、会員の鳥ちゃんが来てくれました!
前週に液肥をまいた田んぼは、稲が順調に育って更に緑が濃くなっています。
稲が元気なのは嬉しいんですが、1番上の田んぼには雑草もたくさん(泣)
上から2番目の田んぼは1番上より少し緑が薄い感じがしますが、こちらも順調。
そして、こちらにも雑草が。特にこの2枚の田んぼは水が少なくて地面が露出している箇所があり、そこに雑草が生えていました。
雑草は畦にもいっぱい生えているんですが、その茂みの中に、今年もモリアオガエルの卵がありました。
お隣の南部町では、モリアオガエルは県の天然記念物に指定されている希少生物なんですよ。私たちの田んぼには、すぐそばの森から産卵に来るようで、毎年この卵が観察できます。
さてさて、この日の作業は雑草を手押し式の草取り機や草取り熊手を使って退治していきました。
スタッフ坂本さんは、翌週のあけぼの大豆の種まきに向けて、大豆畑の耕運です。前週できなかった2枚の畑をきれいに耕運してくれました。
こちらの写真は、会員さんで唯一参加の鳥ちゃんの管理機初体験の写真です。管理機の保管場所への移動中です。
参加者が少なかったので、作業中の写真は無いんですが、この日の昼食だけはこちらでご紹介。少し遅めのランチを地元の『御食事処 多津美』さんでいただきました。
次の活動は、6月17・18日のあけぼの大豆の種まき&草取りです。田んぼは草が多めに生えてきているので、お手伝いに来ていただけると助かります!→草取り強化期間ご案内
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
6月17日(金)・18日(土) 草取り 第4回、あけぼの大豆の種まき
6月も半ばとなり、あけぼの大豆の種をまく時期になりました。今年も金曜日にあけぼの大豆拠点施設で播種機をお借りしての種まきです。
スタッフのまさきんぐとつっつんが休暇を取って現地入りです。まさきんぐの奥様も参加してくれました。
この日の身延は梅雨の晴れ間となり、身延山もはっきり見えていました。
田んぼの緑は更に濃くなり、遠くから眺めると全体が緑色です。
近くで見ても、しっかりと“分けつ”して株が太くなり、背丈も伸びているのがわかります。
こちらは上から3段目の田んぼ。
そして、こちらは子ども達を中心に植えた“子ども田んぼ”のもち米。しっかり育っていますよ~
天気は良かったものの、あけぼの大豆畑の土が湿った状態だったため、種まきは翌日の土曜日に実施することとし、この日は草取りのみとなりました。チェーン除草と草取り熊手を使って、雑草を取り除いていきます。
作業は昼頃までで終了し、ランチは南部町にある小林やきそば店へ。地元の人気店の焼きそば屋さんで、とっても美味しんです。
その後、3人で身延山ロープウェイに乗って標高1153mの身延山山頂へ。眼下に身延の街が見渡せるとともに、日蓮上人が手植えしたとされる樹齢750年以上の杉の木を見ることができました。
こちらがその杉の木。写真で見てもパワーを感じませんか?
この杉の木は、長寿のパワースポットとして注目されているそうで、田んぼに来たついでに寄ってみてはいかがでしょうか?
さて、話は翌18日に移ります。
この日は前日から8名増え、会員の照ちゃんを含めて11名での作業になりました。
まさこさんとゆりこさんが作ってくれた大きな“あけぼん”も登場。2色のあけぼんがとってもかわいいんです。
作業は、前日にできなかったあけぼの大豆の種まき。紐を張って真っすぐに播種機を押して種をまいていきます。手植えより作業効率が良いのですが、元々が田んぼで粘土質の土のため、ちょっと押しにくくて力とコツがいります。女性陣もがんばってやってくれました。
田んぼではエンジン式の除草機が登場。草を取るとともに、稲の根元に空気を送り込む効果もあるということです。まさきんぐが一人で頑張ってくれました。
この日のランチは、田植えの日と同じ『峠のレストラン Le Queon(ル・クオン)』さんのポークソテー弁当です。とっても美味しかったですよ。
そして、とよぽんママデザートは梅ゼリー。酸味と甘みの絶妙のハーモニーが最高で、午前中の疲れが一気に吹き飛びました。
午後には補植用のあけぼの大豆の種をまいたり、田んぼの草取りをしていたのですが、14時頃から本格的な雨となり、作業を切り上げることになりました。
さて、次の活動は、6月25日の草取りです。午前中で終わる作業ですので、周辺観光を兼ねて身延にお越しください。→草取り強化期間ご案内
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
6月25日(土) 草取り 第5回
6月最後の土曜日、朝から真夏のような暑さの身延です。
10時には30度を超えているという、6月とは思えない暑さ。ちょっとクラクラきますね。
稲は順調に育っていて、また緑が濃くなっていました。ひとめぼれは分けつがかなり進んでいて、特に緑が濃く見えます。
“子ども田んぼ”のもち米もかなりしっかりしていました。
ちょっと緑が薄いかなと感じたのは、こちらの農林22号。ひとめぼれほど分けつが進んでおらず、ちょっとスマートな株になっています。
どの田んぼにもたくさんのオタマジャクシがいるのですが、こちらも順調に育っているようで、結構大きくなっていました。
そして、先週植えたあけぼの大豆は・・・ご覧の通りほとんど芽が出ていました!
近くで見るとこんなにかわいいんですよ。すでに双葉の間から本葉が出てきてますね。
そして、こちらは藍の畑。降雨が少なくて大丈夫かなぁと心配してたんですが、とっても元気に育っていました。7月23日の藍染め体験も大丈夫そうです。
この日は3名での作業だったので、作業中の写真はありません。暑さが厳しかったため、作業は午前中で終了。作業終了後は近くの中華料理 華宴さんにお邪魔し、肉野菜炒めをいただきました。ボリューム満点で美味しかったですよ~
さて、次の活動は7月2日の草取りです。あけぼの大豆の補植(発芽していない場所、抜けている場所に補植用に植えていた苗を移植する作業)とじゃがいも掘りもありますので、ぜひ遊びに来てくださいね。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
7月2日(土) 草取り 第6回、あけぼの大豆の補植、じゃがいも掘り
早くも梅雨が明けた7月最初の土曜日、朝から真夏の暑さとなりました。
まずはコチラをご紹介。東屋のテーブルが新しくなりました!スタッフの和田さんと丸ちゃんを中心に、つっつんもちょっとだけ手伝っていたテーブル。この日お披露目となりました~
キレイなテーブルは気持ちいいですよね♪
草取り強化期間最後のこの日は、じゃがいも掘りやあけぼの大豆の補植もあって、とても盛りだくさん。14名が参加してくれたので、チームに分かれての作業です。
次回の草取りまで3週間空くため、徹底的にやっておきます。
こちらは機械式除草機を担当してくれたまさきんぐ撮影の写真。身延山が見えています。
まさきんぐの奥様も手押し式除草機で奮闘してくれました。
こちらは、除草熊手を手に集結した除草ガールズ。暑さに負けずがんばってくれましたよ。
畑ではじゃがいも掘りです。たくさんのじゃがいもが、ゴロゴロ出てきました。
さて、この日のお弁当は田んぼから車で20分ほどの身延町八日市場にある、キッチンワカオさんのお弁当です。まだ試験営業中だったんですが、お願いしてお弁当を作っていただきました。とっても美味しかったですよ。
この日はデザートも盛りだくさん。とよぽんママデザートのあんみつ、会員の照ちゃん差し入れの赤福餅、そしてとよぽんまま差し入れのスイカです。スイカは、午後の作業の後にいただきました。
この日の田んぼには、またまた“あけぼん”が登場。色んなことにチャレンジしてましたよ(笑)
あと、ちょっと珍しい生き物も。下の写真左は“ミヤマアカネ”というアカトンボです。「赤くない!」って言われそうですが、羽化して間がない未熟な時期はこういう色なんです。面白いですね。
そして、右は“オケラ”。童謡“手のひらを太陽に”の歌詞にも出てくるこのオケラは、スーパー昆虫で、この姿からは想像できませんが、飛べる、歩ける(地上、水上)、土を掘れる、そして鳴くこともできるんですよ。
猛暑の中、参加者の皆さんは午後もがんばってくれて、予定していた作業全てをやり遂げました!
作業が終わった後は、地域の方のおうちの赤紫蘇や梅の収穫をさせていただきました。赤紫蘇はジュースにするととっても美味しいんですよね。
梅はかなり熟していて、完熟の梅で作る梅ジャムも夏にピッタリのクセになる美味しさですよ。
さて、次の活動は7月23日の草取りです。田んぼの横で育てている藍の葉を使った藍染め体験も実施します。緑の葉っぱからジャパンブルーの布に染め上がるのは、とっても楽しいので、ぜひ体験しに来てくださいね。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
7月23日(土) 草取り 第7回、藍の生葉染め
真っ青な夏らしい青空が広がって朝から暑くなったこの日は、草取りと藍の生葉染め体験です。
田んぼに到着して車を降りると、フェンスにとまったシオカラトンボが迎えてくれました。
そして田んぼ横の水路では魚を発見。川から水を引いているので、迷い込んだんでしょうね。体長2~3cmのかわいいお魚でした。
さてさて、前回から3週間で稲は一気に生長し、ご覧のように立派になりました。
ひとめぼれはすでに出穂(「しゅっすい」と読みます)が始まっており、あと2週間ほどで花が咲きます。次回8月6日にはお米の花が見られると思いますので、まだ見たことがない方はぜひ見に来てくださいね。
この日の参加者は、会員3名と体験参加1名を含む12名。強い日差しを避けての朝礼です。
朝礼の時にはスタッフさいとうさんの力作『きずな新聞』の最新刊のお披露目もありました。
午前中は田んぼの草取り班と畑班に分かれてのガッツリ農作業。私も作業をしていた関係で写真はありませんが、みんな暑い中がんばってくれました。
そうそう、畑ではひとつショッキングなことが。ミニトマトがハクビシンと思われる動物による被害に遭っていたのです。左の写真のようにちゃんとネットを張っていたのに、その隙間から入ったようで、たくさんのミニトマトが落とされ、食い荒らされていました。せっかく育てたものを台無しにされるという、自然の厳しさですね。
午前中の作業を終え、藍の生葉染めを始める前に昼食です。大島のおばちゃん手作り弁当は、いつも変わらぬ素朴な美味しさでした。(屋根がブルーシートのため青っぽい写真になっています)
お腹が満たされた後はいよいよこの日のメインイベント”藍の生葉染め”です。
藍は最初に植えたものが立派に育っていました。
布はシルクのみで、ハンカチ、スカーフ、ストール、等各種サイズがあり、思い思いのものを染めていきます。布を水に浸けてほぼ同じ重さの葉っぱをとってきます。右上はビー玉を入れて縛ったもので、面白い模様がつきます。葉っぱは水と一緒にミキサーにかけ、ざるでこして青汁のような染液を作ります。
布を染液に浸けてもんだりしながら約10分。
水で洗って干すと、こんなに綺麗なスカイブルーに染まりました。
会員のてるちゃんは、ストールサイズの布を染め、早速巻いていました。い~色ですね♪
藍染め体験の後は、上の方の田んぼの草取りをして、生えてきている”ヒエ”を抜いていきました。
この日はとよぽんママとまさこさんがかき氷を用意してくれていたおかげで、なんとか暑さをしのぐことができました。桃、梅、ブルーベリー、それぞれのジャムとあんこまであって、トッピング盛りだくさんのかき氷は最高でしたよ。
そして、作業終了後にはゆりこさんからの差し入れのスイカです。スイカを持つ親指の爪が少し青いのは藍染めです。
最後に、集合写真代わりの一枚。水路に足を浸けてると気持ちいいんですよね~
次回は8月6日の草取りです。ひとめぼれは花が咲いて田んぼに入れない可能性があるため、農林22号だけになるかもしれませんが、あけぼの大豆の補植と草刈りもおこないます。地味な作業の一日になりますが、お米の花を見に足を運んでいただければと思います。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
8月6日(土) 草取り 第8回
真夏の空・・・ではなく、曇天の身延です。でも、おかげで暑さは控えめ。
8回目の草取りDayのこの日は、畔の草刈りや畑の草取りもあります。参加者9名でがんばります。
稲の成長具合はというと、ひとめぼれと満月もちは花が咲いていました。前回出穂していたので、予想通りです。
そのひとめぼれの田んぼにこんなものを発見。なんとポッカリと穴が。ここから水路に水が漏れていて、この田んぼは少し水が少なく、すぐ下の満月もちの田んぼに流れていくはずの水が止まっていました。穴は草の根っこを丸めたものを詰め、更に土をギュッと入れてふさぎました。
こちらは農林22号の田んぼ。この日の草取りは、こちらとその下の2枚です。
あけぼの大豆畑もかなりの雑草が生えていますが、こちらは管理機で土寄せすることになります。
さて、ここでクイズです。下の写真に写っているものは何でしょう?
正解はコチラの刈払い機の先の部分。金属の丸い刃を付けて使うのが一般的ですが、このオレンジのナイロンコードを使うと、人に当たっても切れることがなく安全なんです。ただ、小石が飛んだりするので、フェイスガードや前掛けをして作業をおこないます。
この刈払い機を使って、スタッフの中ちゃん、ゾノさん、そして会員のかおりんが草刈りをしてくれました。
田んぼの草取りチームは、ヒエを抜いたり草取り熊手を使って雑草をやっつけていきました。
こちらの写真は、その雑草の1種”コナギ”という草ですが、食べることができるらしいですよ。
草取りを無心で行っているとあっという間にお昼になり、お楽しみのお弁当の時間です。
この日はお田植えの日と同じ『峠のレストラン Le Queon(ル・クオン)』さんのハンバーグ弁当。大き目のハンバーグがとっても美味しいんですよ。
そして、この日はお休みだったとよぽんママですが、ご近所さんでもあるスタッフ仲間の坂本さんにデザートを託してくれていました。梅ゼリーにブルーベリーのソースがかかっていて、めちゃくちゃ美味しかったです。
午後も田畑の草取りの続きを行い、雑草だらけだった畑が見違えるようになりました。
下の写真の畑のほとんどはスタッフの丸さん夫妻がやってくれて、奥の方の雑草に隠れていたあけぼの大豆がその姿を見せてくれていました。
この日も作業写真はあまりありませんが、最後に珍しい写真を。
下の左の写真は稲の葉で作られた”苞(つと)”で、中には芋虫のような”イネツトムシ”です。イネツトムシは”イチモンジセセリ”の別名で、チョウの仲間です。どうやって稲の葉をこんな形に加工してるんでしょうね。
その他にもよく見かける生き物たちが姿を見せてくれました。右上の”ミヤマアカネ”は、1ヶ月前の薄い茶色っぽい色から、キレイな茜色になっているのがわかりますね。
さて、次回は8月27日の最後の草取りです。そして、その約1ヶ月後には第一回目の稲刈りになりますので、美味しいお米ができるよう、頑張りたいと思います。皆さんもぜひ最後の草取りに来てみてください。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
8月20日(土) いもち病撲滅作戦実行
次回活動8月27日の前に急きょ臨時の作業です。
前回活動日に“いもち病”の症状が一部に見られ、その約1週間後にそれが広がって症状も進んでいることが確認されたため、“いもち病撲滅作戦”を実施することになったのです。
今年は梅雨が例年より早く明けたものの、その後梅雨のような日々が続いたことで、「いもち病発生好適日」やそれに近い日が何度もあったようです、その結果、私たちの田んぼでもいもち病が発生し、下の写真のように葉には斑点ができて葉が枯れ始めていたり、中には根元から枯れかかっているものもありました。
いもち病は胞子が飛んで田んぼ全体に広がってしまうので、できる限り早めの対処が必要になります。私たちの田んぼは無農薬でやっているので、農薬ではなく漢方の保護材“アルム凛”を使います。これは、テレビ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』でも紹介されたことのあるものなんです。
アルム凛を散布する際、純米酢と混ぜるとより効果があるということなので、この2つを用意しました。
まず、60リットル入るポリ容器に1000倍希釈の溶液を作ります。
それをエンジン式ポンプでブシャーっとまいていきます。
子ども田んぼのもち米はあまり被害が出ていませんが、予防策として同じようにまきます。
60リットルを7枚の田んぼに計10回で600リットル。エンジン式ポンプが無ければ、とてもとても終わらない作業でした。
この作業とは別で、とよぽんママは被害が大きい農林22号の枯れた葉を根元からはがして取る作業をしてくれました。取った葉は袋にいれているのは、放置するといもち病の胞子が飛ぶ可能性があり、袋に入れてゴミとして持ち帰るためです。
そのとよぽんママは、急きょ集まったメンバーにおにぎりとデザートを用意してくれていました。
『梅ゼリーの桃添えレモンゼリートッピング』です。作業の疲れが一気に吹き飛びましたよ。
次回は1週間後の8月27日(土)で、最後の草取りとアルム凛散布をもう一度実施します。参加者が少ないので、お時間のある方は来ていただけると助かります。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
8月27日(土) 草取り 最終回
8月最後の土曜日、来月の稲刈りに向けて最後の草取りをおこないました。
アマガエルが日陰で休憩しながらお迎えしてくれました。
心配な“いもち病”の被害は農林22号に多く見られ、一部は株ごと刈り取るしかないものもありましたが、元気に穂をつけて花が咲いていました。
先週おこなったいもち病撲滅作戦は、この日も実施。ただし、農林22号は花が咲いているため、お酢は加えずに“アルム凛”だけを薄めた溶液の散布です。
そして、メインの作業は草取り。今年はひとめぼれの田んぼにヒエが少ないと思っていたのに、花が咲いて草取りができなかった間に、一気にヒエが生えて育っていました。背が高くなった田んぼでの草取りは大変なんですが、みんなで頑張って抜いていきました。
この日のお弁当は身延町内のキッチンワカオさんののり弁です。おやつのどら焼き付きです。こちらのお弁当は7月2日もお願いしたことがあり、地元野菜いっぱいの美味しいお弁当なんです。
こちらはとよぽんママデザート『ブルーベリーゼリーのホイップ添え』です。ホイップの上にはブルーベリージャムものっていて、とっても美味しかったみたいですよ。
午後もヒエ抜きに精を出し、こんなにたくさんのヒエが取れました。いもち病にやられた稲も少し入っていますが、13袋のほとんどがヒエなんです。昨年この場所はあけぼの大豆畑だったので、一昨年に落ちた種から育ったものと思われます。すごい生命力ですね。
このハードな作業をやりきったのはコチラのメンバー。スタッフ坂本さんと中ちゃんは用事で早めに帰ったので、合計7名でした。
さて、いよいよ次回9月24日は稲刈りです。ひとめぼれと満月もちの刈り取りになります。満月もちは、お田植えに参加してくれた子ども達が植えた田んぼです。ぜひ自分で植えたお米の稲刈りに来てくださいね。カエルやトンボなど、たくさんの生き物が迎えてくれますよ~
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
9月24日(土) 稲刈り 第1回 (ひとめぼれ・満月もち)
いよいよ収穫シーズン到来!第一回目は“ひとめぼれ”と“満月もち”の稲刈りです。
40人近くが参加するはずだったのですが、台風接近のため会員さんと体験参加の方には前日に中止の連絡を入れ、スタッフだけでの実施となりました。そして参加予定のスタッフ全員が集まれるかどうかという朝でしたが。。。
なんと、9時前には雨が上がり、風もほとんど吹いていない状態。しかし、前日の大雨で田んぼ周辺のいたるところで通行止めが。それでも、スタッフは通行できるルートを見つけて、ほぼ時間通りに集まることができました。
ひとめぼれの田んぼはご覧の様な黄金色になっていて、刈り時を迎えていました。
お米がついた穂は垂れ下がった状態です。
満月もちもこの通り。刈り取りを待っているかのようです。
こちらは10月8日に刈る予定の農林22号。背が高い品種ということもあって、風雨によって一部が倒れ掛かっていました。
大雨のせいでぬかるんでいると思っていた田んぼは、幸いにもなんとか機械を入れられる状態。
まずは穂についた雨水をほうきではたいて落としていきます。
そして機械の通り道をまず手刈りして、ぬかるんだ場所には機械が通りやすいようにトタンを敷いて対応します。
稲刈り機でどんどん刈っていくのですが、この日は蒸し暑く、エンジンの熱気もあって熱中症の危険があったため、交替しながらの作業となりました。
機械を使っていないメンバーは、次に機械を入れる田んぼの周囲を手刈りしたり、たくさん生えているヒエ抜きです。これもかなりの重労働です。
この日のお弁当は久しぶりの田中屋旅館さんの特製弁当。盛りだくさんのおかずでボリュームたっぷりの超美味しいお弁当でした。
そして、とよぽんママデザートは2種類のぶどうを使ったゼリー。サイコーのデザートに午前中の疲れはどこかにいってしまいました。
午後は稲刈りもはざ掛けもスピードアップです。スタッフ丸さん夫妻は“ウシ”を挟んで息を合わせながらはざ掛けとまぎれこんだヒエの除去をがんばってくれていました。
みんなの頑張りのおかげで、なんとか予定していたすべての稲刈りを終了。5体のウシができました。
こちらはウシの下側の写真。あまりこの位置から見ることがないのですが、なかなか面白いですよね。
さて、次回は農林22号の稲刈りですが、8月20日のレポートでお知らせした通り、今年はいもち病の被害に遭っています。一部の穂は下の写真のようになっていて、お米が入っていないものもたくさんありました。
綺麗な穂もあり、お米がちゃんとできていれば食べることは問題ありませんが、こういう姿を見ると辛くなります。
さて、次々回にはいよいよお待ちかねの枝豆収穫があります。こちらも生育状況が気になるところですが、ほぼ順調に育っていましたよ。すでに実をつけていて、これが徐々に大きくなっていくのを待つだけです。秋らしい天候に恵まれます様に!
こちらは今回見かけた生き物たち。トンボもたくさん飛んでいましたが、写真はアマガエルとトノサマガエルだけです。ちょこんと大豆の葉に乗っているアマガエルはかわいいですよね。
最後に、今回稲刈りをがんばったメンバーです。
京都から前日のうちに静岡県清水市に移動して前泊していた会員の伊藤さんが、遅れながらも途中から参加してくれました。泊っていたホテルは1階が冠水、やっとチェックアウトしても通行止めに行く先を阻まれ、それでもなんとか午後にたどり着いて作業を手伝ってくれました。感謝感激です!
この日の作業の様子はショートムービーにして公開していますので、ぜひご覧になってくださいね。
次回10月8日は稲刈りと脱穀です。農林22号の刈り取りと、今回天日干しにしたひとめぼれと満月もちの脱穀になります。今回参加できなかった方、ぜひリベンジに来てくださいね。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
10月8日(土) 稲刈り 第2回 (農林22号)
前回、台風接近でイベントとしては中止となった稲刈りから2週間。2回目の稲刈りです。
この日は前日の雨が上がり、青空が顔を出してくれました。
しかしながら、木・金の本降りの雨のせいで天日干ししていた稲はびしょ濡れ。脱穀はできない状態でした。
でも、刈り取る農林22号は穂が垂れていい色になっています。いもち病で一時はどうなるかと思いましたが、なんとかこの日を迎えることができました。
この日は今年最後の3連休初日というこで高速道路が渋滞し、一部のスタッフと参加の方々の到着がかなり遅れる事態。早めに集まったメンバーで、機械刈りのスタートです。
大きい方の田んぼの半分を刈り終えた時点で干し台“ウシ”を建てます。前日雨が降ったとは思えないくらい地面がぬかるんでいなくて助かりました。
ここまで終わった頃には遅れていた参加者が到着。1組だけまだでしたが、すでに11時を回っていたので先に朝礼です。
朝礼では、司会の斎藤さんから田んぼできずなづくりの価値ってこういうことかな?という一文の紹介がありました。
子供も大人も、初心者も経験者も、みんなで一緒に充実感を味わうことができる。
みなさん、いかがですか?
朝礼には私たちの田んぼの先生、修身さんも参加してくださり、いつものステキな笑顔を見せてくれました。
その修身さんも一緒にラジオ体操第一 甲州弁バージョンです。
朝礼後はすぐに稲刈り再開。中学生のいぶき君がスタッフ中ちゃんの指導の下稲刈り機に初挑戦。すぐに慣れて、とても上手に操っていました。
小さい子ども達は子ども用のカマを持って手刈りに挑戦。最初思うように刈れなかったものの、すぐにコツをつかんでザクザク刈っていました。
そんな上手に刈る娘さんを撮影するお父さん。お父さんの笑顔が印象的です。
刈る人、結わえる人、運ぶ人、はざ掛けにする人、みんなが適度に散らばって作業をしていました。
機械刈りを終え、手刈りの小さい田んぼ1枚目が終了したところでお昼休みです。
この日も田中屋旅館さんの美味しいお弁当。彩りよくきれいにたくさんのおかずが入ったボリューム満点のお弁当でした。何度もリピートしたくなる美味しさです。
食後にはとよぽんママデザート。今回は『桃とりんごのなかよしゼリー』。かわいいネーミングのステキなデザートで幸せなひと時でした。
午後はもう1枚の小さい田んぼを手刈りし、すべてをはざ掛けにして稲刈りは終了です。
はざ掛けが終わると、小さい子どもがやりたくなるのがこれです。ついつい入りたくなるんですよね。
さて、この日はさつまいも掘りもやりたいと思っていたのですが、まだ十分に育っておらず、掘ることができません。代わりにこちらを掘ることにしました。なんだかわかりますか?
そう、里芋です。地上には大きな葉っぱをつけ、地下にはボコボコと親芋の周りにたくさんの子芋が付いています。
この大きな葉っぱは“となりのトトロ”に登場するトトロが傘にしているシーンがありますよね。ということで、子ども達に渡すと、やはり傘の様にさしていました。みんなかわいいでしょ?
その里芋掘りの様子がこちら。大きなスコップを持って、子ども達が大活躍してくれました。
この日の作業はこれにて終了です。
最後にこの日見かけた生き物を紹介しておきます。
左上は赤とんぼ(アキアカネ)で、2組のペアがタンデムフライトしている姿が撮れました。右上はバッタ、左下は子ども達が水路で見つけたサワガニと巻貝、そして右下は大豆畑で見つけたホソヘリカメムシというカメムシの仲間です。
この日の参加者はスタッフを含めて23名です。
脱穀ができなかったのは残念でしたが、子ども達の笑顔と楽しそうな声が響く田んぼはなんとも言えません。自然と動けるんですよね。
この日の作業の様子はショートムービーにして公開していますので、ぜひご覧になってくださいね。
次回10月22日は脱穀と枝豆収穫です。今回刈り取った農林22号の脱穀と、皆さんお待ちかねの枝豆収穫になります。ぜひご参加ください。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
10月15日(土) 脱穀 第1回 (ひとめぼれ、満月もち)
10月8日の活動でできなかった脱穀。長く干しすぎるとお米の品質が低下するため、スタッフを中心に集まれるメンバーだけで急きょ脱穀を実施しました。スタッフ5名と会員さん2名の計7名です。
今年の秋は土日のたびに雨が降ることが多かったんですが、この日は朝からこの好天。気温もぐんぐん上昇して暑くなりました。
ウシには我々の田んぼの先生 修身さんがシートをかけてくださっていて、木曜日の雨と夜露に濡れることなく、稲は乾いた状態になっていました。
会員のかおりんも脱穀機を自在に操り、どんどん脱穀していきます。
こちらも会員のとりちゃん。初の脱穀を楽しんでくれていました。
脱穀した稲は、お米が残っていないかチェックします。大量の藁が積み上がります。
今年はいもち病が発生したということで、脱穀を終えた藁はすべてその場で燃やしました。
大量の藁は、燃やすとこんなに少なくなってしまいました。
収穫できたお米はこちら。ひとめぼれが約275g、満月もちが約42kg。大豊作とはいきませんでしたが、まぁまぁの収穫量でした。
今回は人数が少なかったこともあり、写真少なめのご報告でした。
次回10月22日は脱穀と枝豆収穫です。今回刈り取った農林22号の脱穀と、皆さんお待ちかねの枝豆収穫になります。ぜひご参加ください。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
10月22日(土) 脱穀 第2回 (農林22号)、枝豆の収穫
秋の収穫もいよいよ大詰め。この日は2週間前に刈り取って天日干しにしていた“農林22号”の脱穀と、お待ちかねの枝豆収穫です。
朝から快晴!とはいきませんでしたが、まずまずのお天気の身延の田んぼです。
2週間前は稲が少し湿っていましたが、今回はカラッカラに乾いていい感じです。枝豆もかなりプクプクに膨らんでいました。
高速道路の渋滞で1組だけ間に合わなかったものの、ほぼ時間通りの朝礼です。
8年ぶりに参加してくださったご家族、初めてのご家族、体験参加の方など、たくさんの方が参加してくださいました。
朝礼の最後には恒例となった甲州弁のラジオ体操第一。ケガしないための大切な準備ですね。
作業は2班に分かれ、一方の班は先に脱穀、他方の班は枝豆収穫からです。
初参加のご家族が息の合った流れ作業を見せてくれていました。
こちらはスタッフ丸ちゃんの奥様忍ちゃんのお母様。初めてとは思えないイネさばきでしたよ。
脱穀は小さい子どもでもできる作業。みなちゃんは真剣な眼差しでたくさん働いてくれました。
こちらでは仲良しファミリーが脱穀後の藁を持って楽しそうに記念撮影です。頭に藁を乗せると“藁頭巾”みたいですね。
2つに分かれた班の作業を交換したと思ったら、すぐにお昼になりお弁当タイムです。田中屋旅館さんのお弁当はいつも美味しく、疲れた体をやさしく癒してくれます。
そして、とよぽんママデザートも。大きなブドウが2個も入ったブドウゼリーです。サイコーでした。
エネルギーが充填されたので、午後の作業開始です。
この日も脱穀とほぼ同時に藁を燃やす作業をおこないました。前回よりかなり燃えやすく、乾燥が進んでいたことがわかります。
上の写真の青年は、8年ぶりに参加してくれたご家族の長男君。8年前は下の写真のようにカマキリの卵を見つけてニコニコしていましたが、カッコいい青年になり、とてもよく働いてくれました。
子どもの頃に参加していた人が大人になって参加してくれるのは、とても嬉しく感慨深いものがあります。
枝豆収穫はできるだけ大きくて実がたくさんついているものを探し、引っこ抜きます。
午後にはサツマイモ掘りもあって、子どもも大人も必死になって土にまみれて楽しんでいました。
この日脱穀して収穫できたお米(もみ)は148.6kg。いもち病の発生で一時はどうなるかと思いますが、対策を打ったことが功を奏したのか、まずまずの量になりました。中身がしっかり詰まっていますように。
この日の参加者はこちらの27名。賑やかで楽しい田んぼでした。
この日の作業の様子はショートムービーにして公開していますので、ぜひご覧になってくださいね。
次回11月12日は収穫祭です。収穫の喜びを皆で分かち合う楽しく幸せな一日になると思いますので、ぜひご参加ください。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
11月12日(土) 収穫祭
収穫をみんなでお祝いする収穫祭。今年もなんとかこの日を迎えることができました。
前夜遅くにスタッフ丸さんがもち米の準備をしてくれたおかげで、早速朝からもち米を蒸すことができました。
もち米が蒸しあがるのを待つ間、台所ではとん汁の仕込みです。料理男子が腕をふるってくれました。
室内では今年のあけぼの大豆味噌の蔵出しと仕分けもあり、子ども達が手伝ってくれました。手袋をつけてお味噌を入れる袋の準備です。
もち米が蒸し上がると早速おもちつき開始。最初は杵を押しつけてもち米をつぶしていきます。
小さいころから田んぼに来てくれているあおば君も初挑戦。重い杵に苦戦しながらも上手にやっていました。
つける状態になったところで、ペッタンペッタン開始。女性陣も重い杵を振り下ろしてついてくれましたよ。
部屋の中でお手伝いしていた子ども達も出てきて、「ぼくも」「わたしも」と競い合うようにがんばってくれました。
おもちがつきあがると、丸める作業です。ここでも子ども達が大活躍。おままごとみたいで楽しかったかな?
こうして出来上がったおもちは各自お好みのトッピングをして、具沢山のとん汁とともに美味しくいただきました。今年も天の恵みに感謝です。
自分でついたおもちを子ども達も美味しそうにほおばっていました。
食後にはお米の仕分け作業です。会員さんで分けるお米を計って袋に入れていきます。
子ども達も名札に名前を書いたり、袋を閉じたり、色々手伝ってくれました。ちょこんと座って仲良く作業する姿がかわいいですよね。
この日、収穫祭の会場から離れて“きずなハウス”ではスタッフのぞのさんと丸さんが二人だけで作業をしてくれていました。ひとめぼれの含水率が高く精米ができないため、もみを広げて少しでも乾燥させようとがんばってくれていました。この日参加の会員さんが持ち帰る量だけはなんとか確保できました。楽しい場所に参加できずに作業してくれて二人に感謝です。
一緒に収穫のお祝いをしてくれたのはこちらのメンバー。子ども6人を含む22人で賑やかな楽しい一日となりました。
今年はお米がいもち病にかかったり、収穫時期に台風の接近があったり、無事にお米が収穫できるかどうか不安もありましたが、この日が無事に迎えられたことはとても感慨深かったです。関係する方々すべての思いが届いたのかもしれませんね。
この日の様子はショートムービーにして公開していますので、ぜひご覧になってください。
次回12月3日はあけぼの大豆の刈り取りと望年会です。あの美味しい枝豆がカラッカラに乾燥して大豆になっている姿をぜひ見に来てください。
それではみなさま、田んぼでお会いしましょう!
12月3日(土) あけぼの大豆の刈り取り・望年会
今年最後のイベントとなるあけぼの大豆の刈り取りと望年会を実施しました。
この日の身延は寒い朝でしたが、とても気持ちの良い晴天に恵まれました。
10月に美味しい枝豆として食べたあけぼの大豆はそのまま枯れ、実は大豆になります。枯れた株を刈り取って天日干しにするのがこの日の作業。
ところが・・・
前日、修身さんの奥様から「大豆畑に猿が入って大豆を食べていた」という連絡があり、到着後に見てみると、、、とてもショッキングな状態に・・・
左が今年の様子です。右の昨年の写真と比べると一目瞭然。「大豆が無い」。
食べこぼしもなく、とてもきれいに大豆を食べたお猿さん達。奥の方の一角と、田んぼ上方の畑に植えたものだけが無事でした。
猿が侵入したのはここ。茶色の格子はスタッフ坂本さんが入り口を塞ぐために取り付けたもので、シルバーの格子の下の方が少し空いていました。こんな狭い所からでも猿は十分に入れるらしく、これに気付いて塞いでおかなかったことが悔やまれます。
ともあれ、なんとか残った大豆は収穫しないといけないので、気を取り直して朝礼から。
この日はスタッフと会員さん合わせて13人が参加。いくつかの班に分かれて作業をしました。
わたくしつっつんも作業に精を出していたため作業中の写真がありませんが、あしからず。。
でも、お弁当の写真はしっかりと撮ってますよ~
田中屋旅館さんの美味しいお弁当です。今年も田中屋さんにはいっぱい美味しい思いをさせていただきました♪
作業中の写真は無いんですが、刈り取った大豆を干し台に乗せた写真がこちら。見えている大豆が少ないですよね。
完成した干し台はこちらです。猿が入ってきても取られないよう、ネットでくるんだ状態にしました。
こちらはとよぽんママとまさこさんが収穫して洗ってくれた大根たち。小さいけど美味しいんですよ。
ひと通り作業が終わった後は、布のしめ縄作りです。毎年この日はその年の藁でしめ縄作りをするのですが、いもち病が発生した田んぼの藁は残せないためすべてを燃やしてまいました。今年はしめ縄作りができないと思っていたら、まさこさんが布で作ることを提案してくれたのです。
例年とは少し違うこの日参加したメンバーはこちら。スタッフ中ちゃんが15時頃に一足先に帰ってしまったため、残った12人です。
そうそう、田んぼそばの国道沿いに修身さんが植えた皇帝ダリアが、今年もきれいな花を咲かせていて、この日はちょうど見ごろを迎えていました。とってもきれいなんですよ。
この日参加の12名は、片付けを終えた後、田中屋旅館さんへ。3年ぶりとなる望年会です。
コロナの流行で2020年、2021年と中止にしていましたが、今年はなんとか開催できました。美味しいお料理をいただき、今年の活動動画を観た後、スライドショーで今年の活動を振り返りました。
思い返すと大変なことが多い2022年でしたが、そういう時ほど思い出に残るものですよね。
田中屋さんにお泊りした翌朝は、9人で久遠寺の朝のお勤めに行きました。
そして、最後は田中屋さんの女将さんと一緒に一枚。いい思い出になりました。
この日刈り取って天日干しにした大豆は、一部のメンバーが12月23日(金)に脱硫して選別する予定です。さてさて、収穫量はどの程度になるのやら。
それではみなさま、来年また田んぼでお会いしましょう!