活動レポート 2023

2月25日(土) あけぼの大豆の味噌仕込み

今年最初の活動となる味噌仕込みを実施しました。
昨年は大豆の大部分を猿に食べられてしまい、味噌仕込みができるかどうかという状況になりましたが、身延在住のスタッフ丸さんが育てたあけぼの大豆を少し分けていただき、無事味噌を仕込めることになりました。

とよぽんがボードに手順を書いて、あけぼんが見守ってくれていましたよ。

今年も“きずなハウスで実施。まずは朝礼からです。

大豆は大きな鍋2つと、他にもう少し小さい鍋を使って茹でます。

茹でている間、時々大きなしゃもじでかき混ぜます。

泡がブクブク出てきて、少しずつ大豆がやわらかくなっていきます。

こちらは味噌仕込みに使う麹とお塩です。麹は毎年甲府の五味醤油さんのものを使用しています。甲州味噌は米麹と麦麹を混ぜて使うんです。

麹はほぐして、塩と混ぜておきます。

大豆が茹で上がると、ペースト状にしていくんですが、今年は秘密兵器登場です。電動式のミンサーです。

これでガンガンいくぞ~と思ったら、使い方にコツがあるのと、長時間の連続運転ができないため、手動のミンサーも大活躍でした。

大豆がペースト状になってある程度冷めたら麹と混ぜ、みんなでコネコネ“味噌玉”を作っていきます。

たくさんの味噌玉ができました。

この味噌玉を大きな味噌樽に投げ入れていきます。
そしてきれいにならしたのがこちら。当然ですが、茶色くはありません(笑)

こちらは、作業の合間に交代制でいただいたお弁当です。この日は身延町のテイクアウト専門店『キッチンワカオ』さんののり弁です。美味しかったですよ~

この日の参加者はこちらの12名。味噌仕込み初参加の方も楽しんでくれました。

次回の活動は3月25日の水路掃除。重労働ですが、田んぼの準備の大切な作業です。いよいよ田んぼの活動が始まりますよ~

3月25日(土) 水路掃除

前回の味噌仕込みからちょうど一ヶ月。いよいよ田んぼの活動が始まりました。
この日の身延は前日からずっと雨。

「雨降ってるよ~」のポーズ。

作業内容は、田んぼでの米作りにとっても重要な水路のお掃除です。1年の間に水路には泥が溜まり、放っておくと田んぼに水が引けなくなります。毎年この時期に水路をお掃除します。

川のそばの水路は、川の増水のために少し危険だったので、まずは田んぼと畑の間にある大きいU字溝の掃除から。中に降りて泥を書き出した結果、こんなにきれいになりました。

泥出しをしていると、サワガニがびっくりしていましたよ。

続いて安全に注意しながら川のそばの水路に行き、頑張って泥出しです。

会員のカオリンは、小型のノコで雑草や小枝を切ってくれました。

お弁当を少し我慢して頑張ったおかげで、水路はこんなにきれいになりました!

この日の作業には、小学2~6年生の5年間田んぼに通ってくれた“たつともゆうし”の3名が、6年ぶりに参加してくれました。左が小学校2年生、右が現在高校卒業したての3人です。同じ場所で同じポーズをとってもらいました。

田んぼの岩の上に登るとこんな感じ。岩が小さくなったように見えますね。

昨年も小学生の時以来8年ぶりに田んぼに帰ってきてくれた青年がいましたが、今後も大きくなって田んぼに帰ってきてくれる子がいると嬉しいですね。

作業の方は13時頃に終了し、きずなハウスに移動しての昼食です。大島直売所のお弁当と、とよぽんママ特製“春のお味噌汁”。とっても美味しくいただきました。

雨のせいで田んぼへの肥料まきと耕運、そしてじゃがいもの植え付けはできませんでしたが、久しぶりの重労働で体を動かせて楽しかったです。

次回は4月22日のもみまきです。こちらは小さなお子さんでもできる作業ですので、ぜひ身延に足を運んでくださいね。

4月22日(土) もみまき、苗代づくり、田んぼの肥料まきと耕運

お米作りにとって最も重要な作業のひとつ『もみまき』をおこないました。

今年もスタッフ3名が手分けして約1週間前から自宅で“芽出し”をおこなった種もみを使いました。
左から“ひとめぼれ”、“農林22号”、“満月もち”です。催芽(播種の前に人為的に発芽させること)できていないものも一部ありますが、ここまで“鳩胸”状態になっていたら大丈夫です。

まずは朝礼。斎藤さんからこの日の作業説明がありました。

もみは3種類あったので、種類別に育苗箱にラベルを貼ってマーカーを取り付けました。かわいいマーカーはスタッフ丸さんの発案で、種類別に違った色になっていてわかりやすいです。

この育苗箱に、まずは土を入れていきます。器具を使って均一の厚さにし、ギュッと押さえます。

まく前にもみはきちんと計量して器に入れていきます。育苗箱1枚あたり1.8合で、少し多めにまいていきます。

土を入れて水を吸わせた育苗箱を4枚並べてもみをまいていきます。1人1枚を担当します。
誰ですか~、食べようとしてるのは(笑)

まき終わるとこんな感じになります。均等にまけたかな?

もみまきは小さな子どもにもできる簡単な作業ですが、できるだけ均等にしないといけないので、パパと一緒にがんばってくれました。右の写真は“播種機”を使ってもみをまいた苗箱の上に土をかけている様子です。ハンドルを回すと土が均等にかかっていきます。

この作業中、苗づくりをお手伝いいただく地元の司さんの畑では、苗代(なわしろ)作りをやっていました。育苗箱を並べて上にシートを掛けられるようにし、播種済みの育苗箱を並べていきます。

育苗箱をすべて並べてシートを掛けるとこんな感じです。お田植までの4週間、元気に育ちますように!

もみまき・苗代作りの作業が昼過ぎまでかかり、ちょっと遅めのお昼ごはん。この日は今年初の田中屋さんのお弁当です。色とりどりのおかずが入って、とっても美味しかったですよ。

食後にはとよぽんママデザートの“いちごのババロア”。午前中の作業の疲れが一気に癒されました。

午後は田んぼへと移動し、3月にできなかった肥料まきと耕運です。
スタッフ中ちゃんはトラクターの運転がいつの間にかかなり上達していました。カッコいいでしょ?

会員の方も管理機を使って耕運にチャレンジです。

みんながかなり頑張ってくれたおかげで、田んぼとあけぼの大豆畑、すべての耕運を終えることができました!

とってもがんばってくれた参加者はこちら。一足先に帰路についた2家族(5名)を入れて15名でした。
皆さんお疲れさまでした!

最後に、地元の司さんが見せてくれた生き物をご紹介。
1つ目は、前日に退治したというオオスズメバチです。ボールペンと比較するとその大きさがわかりますね。こんなハチに刺されたりしたらと想像すると、恐いですよね。

もう1つはトカゲです。こちらはかわいらしいので、子どもたちに人気でしたよ。

  

さて、次回は5月13日の代かきです。5月20日のお田植に向けて、水を張った田んぼの底をきれいにならす作業になります。主にトラクターを使いますが、“とんぼ”を使って人手でもならしていきます。
ぜひ田んぼで一緒に汗を流しましょう!

5月13日(土) 代かき、さつまいも植え付け

お田植え前の田んぼの整備『代かき』をおこないました。

この日の身延も朝から雨が降っていました。身延山はまったく見えません。

作業前に育てている苗の様子を見に行ったところ、こんな感じになっていました。
黄色っぽくなっているのは、日に焼けたせいです。特に問題はないんですが、パッと見て生えていない場所やスカスカな場所があります。

これがその生えていない苗箱。満月もちです。数本生えているだけで、ほぼ全滅。芽出しが十分にできていなかったのが原因と思われますが、ちょっとショックでした。。

代かきは主にトラクターを使います。

トラクターの後は人が“トンボ”を使って底をできるだけ平らにならしていきます。

こちらは代かきではなく、田んぼ周りの草刈りです。スタッフ丸さんが仮払い機を使って一人でやってくれました。

お昼は大島直売所のお弁当、そしてとよぽんママデザート『フルーツいっぱいの寒天ゼリー』です。
雨の中の作業の疲れを癒してくれました。

 

写真はありませんが、この日は畑でもさつまいも植え付けの作業、そして藍の定植もおこないました。

畑ではスナップエンドウや絹さやが収穫時期を迎え始めていました。

こちらは少しですが収穫できたスナップえんどう&絹さやです。

この日の田んぼにはスタッフ和田さんの息子・龍馬君が来てお手伝いしてくれましたよ。トラクターを初めて運転して、こんないい笑顔を見せてくれましたよ。

   

さて、次回はいよいよ5月20日のお田植えです。40人前後の参加が予定されていて、にぎやかな一日になりそうです。そんな田んぼにぜひお越しください。

5月20日(土) お田植え

待ちに待った今年のお田植えです!
前日の雨は深夜には上がり、身延は朝から晴れ間が出てきました。

シンボル岩の上にものぼりを立てて準備万端。

とよぽんが描いたボードでみんなをお迎えです。

苗は一部うまく育たなかったものの、地域の方の協力を得て、なんとかそろいました。

朝礼ではまずとよぽんから「田んぼできずなづくり」について説明。

朝礼にはいつもお世話になっている“田んぼの先生”修身さん、そして今年も苗作りのお世話をしてくださった司さんも顔を出してくださいました。

作業説明など一通り終え、作業前にみんなでラジオ体操。おなじみになった甲州弁バージョンです。

今年のお田植えには、なんと、NHKと身延町観光課から取材の方が来てくれました。

お田植え開始前から子どもたちはアカハライモリに夢中。嬉しそうな笑顔に、ほっこりします。

お田植えは、経験者も初心者も、おとなもこどもも、みーんな一直線に並んで、いっせいに植えていきます。

正面から見ると、青空に身延山が映えます。

カメラを向けてポーズをとっていただきました。皆さんいい笑顔です。

1枚目の大きな田んぼを半分すぎたくらいでお昼の時間。
この日は『峠のレストラン Le Queon(ル・クオン)』さんのハンバーグ弁当。お肉がギュッと詰まった美味しいハンバーグです。そして、とよぽんママデザートの『フルーツ炭酸ゼリー』。疲れた体に嬉しいデザートでした。

お昼休憩中には、スタッフさいとうさんによる子どもクイズ大会。みんなはりきって答えてくれていました。

午後はお田植えの続き。こちらは1枚目の田んぼをやり終えて「やったどー!」のワンショット。

この後、隣の小さな田んぼは「子ども田んぼ」ということで、子どもたちだけで植えてもらおうと思っていたんですが、、、大人も一緒のお田植えとなりました。

でも、この日の子どもたちはとってもがんばってくれていたので、みんな「がんばったで賞」です。

こちらはちょっと面白い写真。パパの背中に泥をぬりまくるケイ君。あっという間に背中がドロドロになっていました。でも、二人とも笑顔いっぱいでしたよ。当然、帰りは温泉に寄ったそうです。

もう一枚、こちらは田んぼの中で気持ちよさそうに寝転んでいるもう一人のケイ君。この日は暑かったので、ホントに気持ち良さそうでしたよ。

お田植えは、手植えだけでは終わらないので、田植え機も使いました。こちらはスタッフの和田さんと坂本さんが担当です。真っすぐ植えるのが難しいんですが、さすがの一直線です。

この日の参加者はスタッフも入れて総勢40名。疲れたはずなのに、最後は朝より笑顔いっぱいになっていたのが印象的でした。

子どもがたくさん参加してくれた今年のお田植えも、ホントに明るく楽しい一日となりました。
秋の収穫も子どもたちの声が響く田んぼになってくれることを願っています。

この日の様子はショートムービーでも公開していますので、ぜひご覧になってください。

さてさて、次週からはしばらく草取りの期間に入ります。毎週スタッフが交代で田んぼに行き、チェーン除草などをおこないます。もし行けるよという方は、ぜひ田んぼに来てくださいね。

5月27日(土) 草取り その1

お田植えから1週間が経ち、草取りDaysがスタートしました。

朝から晴れて気持ちのいい田んぼです。植えた苗はしっかり根付いていて、先週よりしっかりした感があります。

機械で植えた田んぼも手植えした田んぼも順調なようでした。

まずはすべての田んぼをチェーン除草機を引きながら歩き回りました。

その後、一部の苗が抜けていたり植え忘れと思われる場所に予備の苗を植え付けたり、水の調整等を行いました。

隣の畑ではじゃがいもの葉っぱが生い茂っていました。

そのじゃがいもには花が咲いていて、7月のじゃがいも掘りに向けて順調なようです。

こちらは藍の畑。順調に育っているようです。

もうひとつ、こちらは田んぼに水を引いている川の取水口です。水路に水が入りやすいようにしているのですが、大雨の際に流されてしまうため、その補強をしました。大きな石を入れた土のう袋を置いて流されにくくする作業です。

スタッフの中ちゃん、ぞのさん、丸ちゃん、3人で力仕事をがんばってくれました。

   

さて、次週は草取りに加えて、田んぼへの栄養補給である液体肥料の散布を実施します。ご参加いただける方はぜひ身延にお越しください。

6月10日(土) 草取り その2 、液肥まき

早いものでお田植えから3週間。お田植え翌週からスタートした草取りDaysですが、2週目の6月3日は前日からの大雨のために中止。その日予定していた田んぼへの液肥まきもできませんでした。

ということで、この日はスタッフ4名という人数の少ない中で、盛りだくさんな作業となりました。

さてさて、稲の成長が気になる田んぼの様子からご紹介します。
まず上から1段目の田んぼ。こちらは“こしひかり”で、例年に比べると少し成長が遅めかな?

2段目は“ひとめぼれ”で、1段目と同じくらいの見た目。

3段目も“ひとめぼれ”こちらはかなり緑が濃くなっています。

次が4段目の小さい田んぼ。こちらは“満月もち”です。3段目のひとめぼれと同じ感じですね。

5段目の大きい田んぼの“農林22号”。こちらも順調そうです。

そして、最後が発芽した種もみを直播した“満月もち”。写真では一番背が高く元気に育ってるように見えますが、実際はほかに比べて背が低めで細い印象だったようです。

さて、これらの田んぼにまずはチェーン除草。重いチェーン除草機を引っ張って歩くのは、なかなかの重労働です。

チェーン除草の後は、株と株の間が空いてしまっているところへの補植をしました。

チェーン除草と補植の作業中、畑では坂本さんが刈り払い機を使って草刈りをしてくれていました。

次の作業は、6月3日にできなかった田んぼへ液肥をまく作業です。
60リットル入りのポリ容器にポンプで水を入れ、液肥をそのポリ容器に入れて散布用の液を作ります。それをポンプで田んぼ全体にまいていきました。

最後には藍の畑への苗の定植です。スタッフの家で種から育てた苗、24株を定植しました。

これだけたくさんの作業をたったの4人で頑張ってくれました。

さて、次週は草取りに加えて、いよいよあけぼの大豆の種まきをおこないます。種まきには“播種機”を使いますが、土の状態によってはうまくまくことができないこともあり、16日(金)または17日(土)に実施します。

ご参加いただける方、田んぼでお待ちしていますので、よろしくお願いします。

6月17日(土) 草取り その3 、あけぼの大豆の種まき

お田植えから4週間の身延です。あまりに青空がきれいだったので、お空多めの写真にしてみました。

皆でお田植えした田んぼは、緑がさらに濃くなり、お田植えの日と比べるとその成長がよくわかります。

この日は朝から気温がぐんぐん上がり、6月中旬とは思えない暑さ。
そんな中、草取りとあけぼの大豆の種まき、そして、藍の定植などなど、盛りだくさんの内容です。

あけぼの大豆の種まきは、前日金曜日に一部スタッフが現地入りし、“播種機(はしゅき)”を借りてきたものの、畑の状態が草原だったため断念しました。

この草原状態の畑を、スタッフ坂本さんと丸さんがひたすら草刈りし、中ちゃんがトラクターで耕運していきます。

あれだけ草原のようだった畑が、どんどん畑らしくなっていきます。

種まきができるようになるまで、他のメンバーは直播から苗に育ったもち米を、もち米の田んぼに移植です。苗が足りずに半分近く空いていた場所に手植えしていきました。直播の苗を一旦抜いてから植えていくのはかなり手間がかかります。

植え終わるとこんな感じ。5月に植えた稲とは大きさが全然違いますね。

この日のお弁当は、身延町の『キッチンワカオ』さんのコロッケ弁当。きれいな真ん丸コロッケがとっても美味しかったです。

デザートはとよぽんママ特製の水ようかん。暑い日だったので、特に美味しく感じました。

こちらは午後の藍の定植の様子。女性陣でがんばりました。

耕運したての畑では、播種機を使ってあけぼの大豆の種まきです。ふかふかの土だったので、例年よりもとっても植えやすかったです。

種まきを終えた畑はこんな感じ。上の方の草原状態の畑とは見違えますよね。

最後にかわいい写真を1枚。アマガエルさんが稲の根元にはさまっていました。かわいいですよね。

この日は6月中旬とは思えない暑さの中、作業を終えるとみんなヘロヘロ。集合写真も撮り忘れてしましました。

さて、次は24日の草取り。チェーン除草と“ガリガリ君”や除草機を使います。雑草は育つ前になんとかしないといけないので、がんばります!お手伝いいただける方、お待ちしていますよ~

6月24日(土) 草取り その4

梅雨本番のはずの6月24日、この日も晴れて暑くなりました。草取りオンリーの日です。

田んぼはさらに緑が濃くなりました。

近くで見ると稲の成長がよくわかります。

1週間前に直播きの田んぼから移植したもち米は、しっかりと根付いて少し追いついてきました。

前週はあけぼの大豆の種まきも行いましたが、その後水曜日まで雨が降らず、木曜日になってやっと降ったとのことで、まだ双葉が開いていない状態です。芽が出ていない所も多くありました。
左の写真は枝豆みたいですが、なんともかわいいですね。

そんなあけぼの大豆の畑で大事件(?)が発生していました。すぐ上の田んぼからの水漏れです。畦を超えてきた水と、石の間から染み出てきている水のようでした。少し畦を盛って、手で泥を塗って補強しました。

さて、この日のメインの作業はチェーン除草。そして今年初のエンジン式除草機。スタッフ坂本さんは畦の草刈りをドロドロになりながら頑張ってくれました。

わたくしつっつんも作業していたため写真はありませんが、一部の田んぼに生えてきていたヒエを、草取り棒(ガリガリ君)と手抜きで退治しましたよ。雑草の成長の速さには驚きます。

作業の方は13時頃で終え、この日の参加者4名で身延山久遠寺近くの『旅館 山田屋』さんに行き、喫茶『園林』で人気のカレーをいただきました。こちらの写真は焼きカレーです。とっても美味しかったですよ。

 

さて、次は7月1日の草取り&じゃがいも掘り。天候によってはじゃがいも掘りはできない可能性がありますが、きっと大丈夫!大人も子どもも大好きなじゃがいも掘りに、ぜひお越しください。

7月1日(土) 草取り その5、じゃがいも掘り

草取り強化月間を終え、いよいよ7月を迎えました。

梅雨の真っただ中、この日も天気予報では雨。朝はこの通り身延山が見えないくらい雲が垂れ込めていました。でも、雨は上がっており、じゃがいも掘りもできそうです。

稲はさらに背が伸び、株も太くなっていました。

種まきから2週間が経ったあけぼの大豆の畑では、すでに本葉まで出て大きくなってきています。ところどころ芽が出てないと思われる場所がありますが、これくらいは想定内・・・かな?

こちらは藍です。次回7月22日の藍染体験に向けて、順調に育ってくれています。

最初の作業は田んぼの草取り。手押し式の除草機が今年初登場です。

この日のお弁当は、2週間前と同じく身延町の『キッチンワカオ』さんの美味しいお弁当です。
“2種のから揚げ弁当”は、ボリュームもあってとっても美味しかったです。

そして、とよぽんママデザートは“手作りあんみつ”。疲れた体を癒してくれました。

さて、この日のもうひとつのメイン作業は“じゃがいも掘り”。じゃがいも畑はこんなににぎやかに茂っていました。

掘ってみると、、、大きく育ったじゃがいもがどんどん。

泥をきれいに洗うと、こんなにたくさんのじゃがいもたち。

たくさんの収穫に、仕分けしていても笑顔があふれます。

こちらも収穫。ハロウィンで使ういわゆる“おばけかぼちゃ”です。もうこんなに大きくなっていましたよ。

収穫はまだまだ先ですが、里芋も順調に育っています。昨年収穫時に好評だった里芋を、今年も楽しみにしていてください。

この日の参加者はこちら。いつもとちょっと違う集合写真です。

        

次は7月22日の草取り&藍の生葉染め体験。3年目となる藍の生葉染めは、とっても楽しい体験ですので、ぜひ田んぼに来て一緒に楽しんでくださいね。

では、田んぼでお会いしましょう!

7月22日(土) 草取り その6、藍の生葉染め体験

前回の活動から3週間。ちょっと久しぶりの田んぼです。朝から好天に恵まれましたが、その分暑い一日となりました。

稲は順調に背丈を伸ばしていて、ご覧の通り田んぼはきれいな緑色。空の青さとの対比が美しいです。

まずは稲より成長が速く一気に伸びてきているヒエやその他の草取りから。女性陣5人が頑張ってくれました。

男性陣は田んぼに水を引いている川の取水口の整備です。今年は雨が少なく川の流量が少ないため、取水口に水を引き込むための堰を長めに作る作業です。土のう袋に石を入れて置いていく作業です。これがなかなか大変な作業なんです。

ひと汗かいたので、お昼前にかき氷タイムを設けました。超豪華なトッピングで、デザートバイキングみたいですね。

かき氷機をガリガリ回して、色とりどりの美味しそうなかき氷ができましたよ。

この日のお弁当も『キッチンワカオ』さんの“しゅんさい弁当”です。たくさんのおかずと、この盛り付けがなんとも食欲をそそる、美味しいお弁当でした。

午後も暑い中草取りや大豆畑の土寄せなどをおこないました。

そして、ひと通り作業が終わった後、この日のメインイベント、“藍の生葉染め体験”です。今年も田んぼのそばの畑で育てた藍の葉を使っての楽しい染め物体験です。

染める布を水に浸しておき、摘んだ藍の葉と水をミキサーにかけて染液を作り、布を入れて染めます。毎回思うことですが、緑色の液に入れた布が空色に変わるのは、不思議で面白いです。

作業の疲れがあっても、楽しい染色体験に笑顔がこぼれます。

染めた布は紐にかけて乾かします。色が薄いもの、濃いもの、模様が入っているもの、色々工夫があって面白いですよね。

最後に、この日見かけた生き物たちをご紹介。
左が“ミヤマアカネ”、右は川の方で見つけたカタツムリです。“ミヤマアカネ”は、いわゆる赤とんぼの一種ですが、メスは赤が薄くて赤く見えないものもいるんです。

さてさて、次回は8月5日の草取り&夏祭りです。コロナ禍で3年続けて中止となった地域のお祭りが、久しぶりに開催されることになっています。今年は小規模ではあるものの打ち上げ花火も予定されているようですよ。是非皆さん、夏祭りへのお越しをお待ちしています。(午前中の田んぼの草取りからご参加を~)

では皆さん、田んぼでお会いしましょう!

8月5日(土) 草取り その7、夏祭り

いよいよやってきました、夏祭り!4年ぶりの開催で、ワクワクいっぱいです。

4年ぶりの夏祭り開催を祝ってくれるかのような青空で我々を迎えてくれたみのぶの田んぼ。夏らしい雲も出ていました。

でも、はやる気持ちを抑えて、午前中は田畑の草取りです。

ひとめぼれの田んぼでは、すでに穂が出て花が咲いていました。

“子ども田んぼ”のもち米も同じ早生品種なので、花が咲いているかと思っていましたが、こちらはもう少し。

もう1種類の農林22号も花はまだです。

あけぼの大豆もかなり大きく育ってきていましたが、こちらも花はまだ咲いていませんでした。

午後はお祭り準備を予定しており、時間があまりなかったので、手分けをして田んぼと畑の草取り、草刈りです。

畑ではさつまいもや大豆の周囲の草を抜いたり、刈ったりしました。

作業は11時半頃で終了とし、火照った体をかき氷で冷やしました。とよぽんママ手作りのフルーツコンポート等をトッピングして美味しく癒されました~

暑い中作業を頑張ってくれたメンバー。お疲れさまでした!

この後、公民館に移動して昼食です。お弁当は『キッチンワカオ』さんの“からあげ弁当”です。いつも通り美味しく、ボリュームあるお弁当でした。

午後からは、お祭り会場となる旧豊岡小学校のグラウンドに行って、我々が担当する子ども向けゲームコーナーの準備です。会員さんのお子さん達も一緒に、大量のヨーヨーを膨らませたり、その他のゲームの準備をしました。

あけぼんもお祭りうちわを持って嬉しそうにみんなを見守っていましたよ。

子どもゲームコーナーの隣には、かわいいキッチンカー『よりどり日和』も初登場し、会場が更に明るい雰囲気になっていました。

さぁ、いよいよお祭りスタート。風土人代表のとよぽんもステージに呼ばれ、一緒に開会のあいさつです。

子どもゲームコーナーには早速子どもたちが来てくれていました。

スタッフと会員さん、そして会員さんのお子さんで店番をしながら、久しぶりのお祭りを楽しみました。

いつも田んぼでは虫探しに夢中になっている子どもたちも、素敵な笑顔で店番をしてくれていました。

辺りが暗くなると、いよいよお祭りはクライマックスへ。まずはお焚き上げです。

そして、いよいよ投げ松明。まずは子どもからスタートです。子ども用は“ハチの巣”(玉入れのかごのようなもの)が少し低くなっています。投げ松明に火をつけて、ぐるぐる回します。

掛け声とともに次々とハチの巣に向かって松明を投げていきます。なかなか入らない!

なんとか子ども用が終了して、次は大人用。こちらはハチの巣の高さがだいぶ高くなります。火のついた松明をぐるぐる回して~

次々に投げていきます。

そして、なんとなんと、今年は風土人スタッフの通称“まさきんぐ”が見事に命中させました!商品をいただき、喜びのポーズです。

投げ松明の後は、4年ぶりの開催を祝って記念の花火大会です。きれいな花火が何発も打ち上り、会場からは歓声が。間近で見る花火は、やはり迫力があってきれいですね。

大盛況のうちに花火も終わり、お祭りは終了。4年ぶりの開催ということもあり、地元の方々も心から楽しんでいました。私たち風土人のメンバーも日常を忘れて思う存分楽しむことができましたよ。

また来年も地元の方々と一緒に楽しいお祭りをできればと思います。

さて、次回の活動は8月26日(土)の最後の草取りです。その後はいよいよ収穫シーズン到来です。美味しいお米を収穫するために、最後の草取りをがんばりますので、一緒に作業してくださる方はぜひ身延に足を運んでくださいね。

では皆さん、田んぼでお会いしましょう!

8月26日(土) 草取り その8、大豆畑の草刈り・土寄せ

稲刈り前最後の草取りです。
朝からの晴天で気温も高め。作業にはなかなか厳しい日です。

この日の作業予定はこちら。田んぼ、大豆畑、畑くらぶの畑、3班に分かれての作業となります。

稲刈りを3週間後に控えた稲は穂を垂れ、緑色から少し黄色味を帯びてきており、次第に黄金色に変わっていきそうです。

ただ、上の2枚の田んぼには大量のヒエが。下の写真でも稲よりも背が高くなっているヒエがたくさんあるのがわかります。

こちらは“子ども田んぼ”のもち米。同じく3週間後に稲刈り予定ですが、少し生育が遅れているようで、一部には花が咲いているものもありました。

こちらはあけぼの大豆の畑です。かなりの雑草です。

大豆畑班の作業はこの周囲の草刈り、そして土寄せです。
下は管理機で土寄せしている様子。この写真を見ると大豆が大人の腰の高さくらいまで大きくなっているのがわかります。

あけぼの大豆は、かわいい花が咲いているものもありました。

田んぼ班の作業は大量のヒエ抜きです。稲より大きくなっているヒエをどんどん抜いていきます。

大量のヒエを抜きました。

こちらは畑くらぶの畑班。さつまいものツルを起こし、周囲の雑草を刈り取る作業です。この時期にこの作業をすることで、畝の中のお芋が大きく育ってくれるそうです。

この日のお昼は久々の田中屋さんのお弁当。たくさんのおかずが入ってボリュームがあり、とっても美味しかったです。

デザートには暑さで火照った体を冷やしてくれるかき氷。この日もとよぽんママがたくさんのトッピングを用意してくれていて、こんなに豪華なかき氷になりました。

エネルギーを充てんして午後の作業を開始すると、しばらくして雨が降ってきてしまい、東屋で雨宿りしていると、写真に写るくらいの大粒の激しい雨に。

この後雨は小降りになり、作業を再開して上から2枚目の田んぼのヒエ抜きもなんとかやりきりました。
これでなんとか稲刈りを迎えられそうです。

最後に、田んぼの獣害対策フェンス外側にある藁やトンボを置いている東屋にスズメバチの巣が見つかりました。稲刈りの日までにはなんとか撤去して安全を確保する予定ですので、心配はしないでくださいね。

  

さて、次回の活動はいよいよ稲刈り、9月16日(土)になります。今年の収穫シーズンが到来します。
多くの皆さんのご参加をお待ちしておりますので、ぜひ予定を合わせて田んぼに来てくださいね。

では皆さん、田んぼでお会いしましょう!

9月16日(土) 稲刈り その1(ひとめぼれ、こしひかり、もち米)

いよいよ今年も収穫シーズンに入りました。1回目の稲刈りです。

昨年は台風接近のためにスタッフだけでの実施となりましたが、今年は天候に恵まれました。

黄金色になった田んぼは稲穂が垂れていて、お米がしっかり入ってるのがわかります。

8月に田んぼ外側の東屋にあったスズメバチの巣は、地元の方が駆除してくださっていて、なんとか安全に稲刈りができます。中の巣盤は取り出されていたので、まさにヘルメット。頭にかぶれる程の大きさでした。

さて、この日の稲刈りメニューです。3種類のお米を刈って天日干しにします。

と、その前に、1番上のこしひかりの田んぼにまたまたヒエが育っていたので、まずはそれを手で抜いていきました。

その後、そのこしひかりの田んぼをカマで手刈りです。今年は修身さんの奥様 章子さんもお手伝いに来てくださり、刈った稲の結わえ方などを教わりました。

上から3段目のひとめぼれの田んぼは稲刈り機です。今年は稲刈り機を2台使ってドンドン刈っていきました。

あっという間に午前中の作業を終え、修身さんご夫妻がお帰りになる前に一旦集合写真撮影です。

お弁当は前回に続いて田中屋さんのお弁当です。ボリュームたっぷりでチョー美味しいお弁当でした。

そしてとよぽんママデザートはぶどうゼリー。なんと、シャインマスカット入りです。甘いのにさわやかで、とーっても美味しかったですよ。

お昼休みにはスタッフのゾノさんとワタクシつっつんがウクレレミニコンサート。楽しんでもらえたかな~

午後は稲刈り機での作業と、ウシを立てての天日干しの作業です。
午前中はほとんど遊んでいた子どもたちもたくさん手伝ってくれました。

あおば君は稲刈り機が楽しかったようで、かなり上達していました。

はのんちゃんはパパと一緒にお手伝い。

けい君もパパのお手伝いで、一輪車がお気に入りのようでした。

小さな子どもが一生懸命に手伝ってくれている姿は、なんとも微笑ましくてステキです。

大人たちも子どもに負けていられないので、みんないつも以上に頑張ってくれていたようでした。

作業終了後の田んぼの様子です。4台のウシがきれいに立ちました。一気に秋の景色ですね。

ここで、今回見かけた生き物をご紹介。
バケツ池のアマガエル、そして田んぼの中で交尾をするアキアカネです。他にも大きなトノサマガエルやシオカラトンボなども見かけましたよ。

作業を終えてウシの前でもう一度集合写真です。皆さん、お疲れさまでした!

さて、次回の活動10月7日も稲刈りです。今回天日干しにした稲の脱穀もありますので、2つの作業を体験することができる、オトクな(?)一日です。
多くの皆さんのご参加をお待ちしておりますので、ぜひ田んぼに来てくださいね。

では皆さん、田んぼでお会いしましょう!

10月7日(土) 稲刈り その2(農林22号、もち米)、脱穀 その1(ひとめぼれ、こしひかり、もち米)

真っ青な空が広がった身延の田んぼです。

この日は今年2回目の稲刈りと、前回刈って天日干しにしていた稲の脱穀です。

今回の稲刈りはこちらの農林22号、そして、お田植えの日にもみを直播にして生育が遅れていたもち米です。きれいな黄金色になっていました。

前回刈り取って天日干しにしていた稲はコチラ。

雨があまり降らなかったこともあり、とってもよく乾いていました。

朝礼の後、恒例になった甲州弁バージョンのラジオ体操で体をほぐし、作業開始です。

初めての方もそうでない方も、カマを持って手刈り体験。すぐに慣れてザクザク刈っていると、結構気持ちよかったりします。
刈った稲は束ねて、ワラで縛ります。この作業も皆で分担します。

この日は家族参加の方も多く、子どもたちもいっぱい手伝ってくれました。真剣に稲をつかみ、ザクザクッと上手に刈っていましたよ。

こちらは稲刈り機を使っての作業。スタッフに教わって、参加者の方も楽しそうにやっていました。

そんな稲刈り中にこんなものを発見。昨年も紹介しましたが、“かやねずみ”の巣です。よくこんなに上手に作るものですね。

稲刈りと並行して、脱穀の作業も進めました。こちらは手では無理なので、機械を使います。干していた稲を運ぶ人、機械に通していく人、出てきた稲をチェックする人、みんなで分担して作業しました。

あっという間に午前中の作業が終わり、お昼の時間です。『キッチンワカオ』さんの美味しいお弁当ととよぽんママデザートでエネルギー補給。

とよぽんママデザートは子ども用がフルーツゼリー、大人用はおはぎです。疲れた時の甘いものは最高です。

昼食を食べ終わると、前回に続いて“田んぼーず”のウクレレ演奏です。この日は子どもの参加者が多かったので、“ミッキーマウスマーチ”と“となりのトトロ”の2曲を演奏しました。一部の子ども達も参加して大きな声で歌ってくれ、楽しいひと時となりました。

ゆったりしたお昼休憩が終わると、作業再開。午後はこれの出番です。そう、足踏み式脱穀機です。

こちらはなぜか女性陣に大人気。皆さんとても素敵な笑顔で体験していましたよ。

田んぼの作業と並行して、畑ではさつまいも掘りもおこないました。こんなに立派に育ったさつまいもを掘っていきます。

かなり大きなさつまいももあり、大人でも大苦戦。子ども達も一緒に一生懸命掘りました。

こんなにでっかいさつまいもが掘れました。

 

田んぼの方に戻ると、脱穀が終わったワラを燃やす作業が始まっていました。そして、畑で掘ったさつまいもを濡らした新聞紙で包み、更にアルミホイルで包んだものを投入。そう、焼き芋です。

とっても美味しく焼けました。

田んぼの奥の大豆畑では、次回の枝豆収穫に参加できない会員さんがちょっと早めの枝豆収穫もおこないました。ぷっくりと膨らんだ枝豆がたくさんついた株を探して収穫しました。

最後に、こちらは脱穀して収穫したお米です。
 ひとめぼれ 199.7kg
 こしひかり 75.6kg
 もち米 24.3kg
総収穫量は昨年とほぼ同じくらいで、まずまずといったところでしょうか。

こちらは稲刈りの方の成果です。ウシを立てた上から、いつも通り雨に備えてブルーシートを張っているんですが、今回は空気の通りを良くするため、裾を広げるように張ってみました。テントを張っているようですね。

盛りだくさんの作業を頑張ってくれたのはこちらの皆さん。(写っていない方、すいません!)

さて、次回はこの日天日干しにした稲の脱穀と、皆さんお待ちかねの枝豆収穫です。
たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。

では皆さん、田んぼでお会いしましょう!

10月21日(土) 脱穀 その2(農林22号、もち米)、枝豆収穫

今年もお待ちかねの枝豆収穫の日がやってきました。

当然あけぼんも登場して、みんなを見守っています。

枝豆は2週間前より更にぷっくりと膨らんで、食べ頃を迎えていました。

早く枝豆を収穫したいところですが、まずは前回の稲刈りで天日干しにした稲の脱穀からです。

このシーン、3人の動きがリンクしていて面白いでしょ?「V」が3つ並びました。

ほぼ同時進行で枝豆の収穫も始め、皆さん大きくてたくさん実が付いている株を探していました。

みんな大きいのをゲットして嬉しそうですね~

この日のお昼は田中屋さんのお弁当です。いつもながらの見た目も味も抜群の美味しいお弁当でした。

とよぽんママデザートは、大人が栗水ようかん。子どもはフルーツゼリー(写真はありませんが)でした。癒される美味しさに、みんながホッとします。

お昼休憩には最近恒例となった“田んぼーず”のウクレレ演奏会。この日は他のメンバーがお休みだったため、ゾノさんの独演会になりました。

この日の収穫は他にもあり、さつまいも掘りもやりましたよ。今年最大級のさつまいもが掘れました。

田んぼ横の畑では、昨年と同じく里芋を育てていたので、それも収穫。今年は地上部分があまり育たないなと思っていたら、地下もあまり育っていませんでした。

獲れた里芋の一部は蒸し焼きにしたところ、とっても美味しかったですよ。

こちらはこの日の脱穀したお米。
農林22号 87.6kg、もち米 13.3kg、となりました。

枝豆は参加者のものだけではなく、この時期に参加できない会員さんたちへの配送用も収穫し、枝から外したものがこちらです。すごい量ですね。

最後に、この日見かけた生き物たち・・・と言っても、サナギと卵です。
左は“コマユバチ”のサナギ(間違ってたらごめんなさい)、右はカマキリの卵ですね。

この日の参加者はこちら。スタッフがちょっと少なめでしたが、参加の皆さんの協力を得ながら、なんとか予定していた作業をすべて終えることができました。ありがとうございました。

さてさて、収穫シーズンはほぼ終了し、次回は11月11日の収穫祭となります。みんなで今年の恵みに感謝し、お餅つきや豚汁を作って食べましょう。ご参加お待ちしています。

ではでは、田んぼでお会いしましょう!

11月11日(土) 収穫祭

前回で今年もひと通りの収穫を終えたので、今年も天の恵みに感謝しての収穫祭を開催しました。

今年は32名が参加し、そのうち11名は子どもです。明るくにぎやかな一日の始まりの朝礼です。

スタッフは9時前から集まり、お米の精米班、会場の準備班、調理班などに分かれて準備をしました。
こんな素敵な藍染の三角旗も飾りましたよ。

朝礼前から2月に仕込んだあけぼの大豆味噌の蔵出しを始め、台所では豚汁の仕込みも始めていました。

りんごの皮むきとカットには男子2人も応援に入ってくれて、ピーラーを使っての皮むきです。

こちらは味噌の蔵出しの様子。樽から出した味噌を持ち帰りと送付用に袋に詰めていく作業です。

子どもたちも大活躍してくれました。

そうこうしているうちに、もち米が蒸しあがり、いよいよもちつきのスタートです。

まずは、ベテランが手際よく杵でこねていきます。

そして、大人から重い杵を持ってついていきます。

ある程度つきあがってきたところで、子ども達ももちつきに挑戦。
小さい子どもには杵が重いので、お父さんお母さんと一緒に挑戦しました。

少し大きい子は、一人でチャレンジ。がんばっていっぱいついてくれましたよ。

おもちがつきあがると、今度は丸める作業です。ここでも子どもたちが率先して手伝ってくれました。
最初は大人に教わって、そのあとはすぐに上手に丸めていました。

みんな、ホントにいっぱいお手伝いしてくれていましたね。

2回目のもちつきが終わる頃、丸さん夫婦が中心に作ってくれていた豚汁が完成。

豚汁とおもちでランチタイムです。いつも元気いっぱいのたいぞう君が「いただきます!」のあいさつをしてくれました。

つきたての美味しいお持ちには、あんこ、しょうゆ、大根おろしなどをトッピングして美味しくいただきました。
豚汁もとっても美味しくて、おかわりする人が続出してましたよ。

大勢で囲む食卓は、とっても楽しかったです。

 

食後にはお米の仕分けなどの作業の残りです。

じょうご(ろうと)でお米を袋に入れる作業は小さな子どもにも楽しいかったのか、こんなにかわいい笑顔を見せてくれましたよ。

今年はスタッフ中ちゃんが用意してくれた大きめのじょうごとカップがとても使いやすく、大人もザザザーと注ぎ込む作業を楽しくやってくれていました。

この作業も子どもたちはいっぱい手伝ってくれました。

仕分けしたお米は袋に入れて、3品種それぞれのラベルシールを貼りました。

最後にこの日の参加者で記念撮影。皆さん、楽しいひと時をありがとうございました!

さて今年も残すところ1ヶ月ちょっと。12月2日には今年最後の作業、あけぼの大豆の刈り取りをおこないます。
昨年は猿に大半を食べられた大豆ですが、今年は猿対策を強化したので、無事だと思いますが、皆さんも猿の被害にあわないよう、祈っててくださいね。

ではでは、田んぼでお会いしましょう!

12月2日(土) 大豆の刈り取り、しめ縄づくり、望年会

いよいよ今年も最後の月。あけぼの大豆の刈り取りとしめ縄づくり、そして望年会を開催しました。

身延の朝はかなりの冷え込みでしたが好天に恵まれました。

大豆はかなり枯れていい感じ。

でも、日当たりが悪い場所はまだこんなに緑の葉が残っていて、ちゃんと枯れていませんでした。

みんなが到着した頃に修身さんが南天を持って来てくださいました。しめ縄づくりに欠かせないんですよね。いつもありがとうございます!

作業メニューはこの3つ。

大豆収穫班の作業からご紹介です。
まずは刈り取った大豆を干すための“干し台”の組み立てから。稲を干すウシに使う三脚や鉄パイプを利用します。
みんなで協力して台を組み立て、大豆を載せる網を張ります。

あっという間に干し台が組みあがりましたが、実はこれだけでは載せきれないことがわかり、この後もう1台組み立てることになりました。

大豆の刈り取りは、一株ずつ小型のノコギリで根元から切っていきます。

途中から刈り払い機を投入してスピードアップ。断然速かったです。

こちらはしめ縄用のわらすき班。背の高い農林22号の稲わらをきれいにしていく作業です。

続いて畑班の作業もご紹介。
こちらはとよぽんママが河口湖の自宅で苗づくりしてくれたスナップエンドウの苗です。

これを畑班の皆さんで定植しました。

小さな苗を丁寧に植え付けていきます。来年5月頃には美味しいスナップエンドウが食べられますよ~♪

一生懸命作業していると、あっという間にお昼の時間。今年最後のお弁当も田中屋さんのお弁当です。
鳥ごぼうごはん、サバ南蛮、豚ホイル焼き、カキフライ、ほうれん草胡麻和え、揚げ焼売蟹餡かけ、などなど、具沢山でとっても美味しかったです。右の小さい写真は豚ホイル焼きの中身ですよ~

お昼のデザートはこちら。チョー甘いみかん、チョー美味しい干し柿、そしてみのぶまんじゅうです。

昼食後、刈り取った大豆を干し台に載せていく作業は続き、しめ縄づくり班が公民館に移動した後、なんとか完了。
今年は葉っぱをかなり取って干したので、乾きやすくなってるんじゃないでしょうか。

さて、こちらはしめ縄づくりの会場です。まさ子先生の指導のもと、みんな真剣に作っていました。

親子で一緒に楽しみながら作ります。

上手くできてるかな?

完成してカメラを向けると、顔にはめたくなるのはなんででしょうね(笑)

この日の参加者はこちらの皆さん。楽しくがんばりました~

お泊り望年会参加者は、この後田中屋旅館さんに移動し、お風呂に入った後宴会を楽しみました。
シャンパンで「カンパーイ!」

宴会の後1つの部屋に集まってスライドショーで今年を振り返り、みんなで盛り上がりました。
子ども達がたくさん参加してくれた今年は、とても明るく楽しい田んぼだったと思います。
また来年もそんな風に、もっともっと楽しくなるようにしたいですね。


翌日、身延山で『修行走』というトレイルランの大会があり、ショートコースに風土人から4名が挑戦しましたよ。

昨年初挑戦して2年連続出場のゾノさん、初挑戦の和田さんと丸ちゃん夫妻。
残っていたメンバーは、田中屋さんの前でスタート直後の4名を見送りましたよ。

なんと、ゾノさん、和田さん、丸奥様の3名が完走!丸ちゃんは身延山山頂のチェックポイントをなんとか時間内に通過できたものの、足の親指の痛みで下りを断念、無念のリタイアとなりましたが、来年のリベンジを誓いました。みんなのチャレンジを見て、わたくしつっつんも来年の出場を考えていますので、一緒にチャレンジするぞという方は、ぜひお声がけくださいね。

ちなみに、2年連続の挑戦となったゾノさんは、トレーニングの成果を十二分に発揮し、なんと24位(全308人中)という好成績を残しました!素晴らしい記録ですね。

そんなこんなで色々盛り上がった今年最後の活動でした。
来年も2月の味噌仕込みからスタートしますので、皆さんぜひ来てくださいね。

ではでは、来年も田んぼでお会いしましょう!

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